263.心技体⇒体⇒補食

おはようございます。キッズのスペシャリスト、てっちゃんコーチです。


心技体の体は、姿勢、遊び、補食から構成されています。


体を作る大切な要素の1つに食事があります。

キッズ年代から中学高校生にかけて食事のとり方は本当に大切です。

もちろん、「休息」と「睡眠」も大切ですが今日は「食事」についてです。

高学年になると練習でも試合でも自分でおにぎりを握って持ってくるようになります。


 

「自分のことは自分でする」


  それが前提にありますし、  


「自分の体は自分で作る」



  という意味でもなるべく親に頼らずに自分でやらせるようにしています。  

平日の練習が終わったら帰る前にパクッと食べる。

そして、家での夕飯は軽く済ませてできるだけ早く寝る。

練習後、何も食べずに我慢して家に帰り、夕飯をたくさん食べてすぐ寝るというのはできるだけ避けたいですね。

運動後30分以内に食事を取ることはスポーツ界では常識となっていますし、

食べ物を消化する時間も考えるとやはり前者の方が良いでしょう。  

子どものおにぎりを見ているとこれがなかなか面白いです。

色々なふりかけがかかっていたり、混ぜご飯であったり、中にはおかず的なものが入っているものもあり、工夫されています。

高学年、ジュニアユースは練習時間が遅く、帰宅時間も遅くなります。

体のケアを自分でする習慣。自分の体を自分で作る習慣を補食というアプローチで取り入れています。

あなたのクラブではどのような取り組みをしていますか?

情報交換よろしくお願いいたします。  

今日1日があなたにとって健康な1日でありますように。  


(^_-)てつ  


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262.鬼ごっこで道徳性を育む

おはようございます。キッズのスペシャリスト、てっちゃんコーチです。

鬼ごっこで道徳性!? どういうことでしょうか。

もちろん、鬼ごっこだけでなく普段の練習でも道徳性を高めることができます。

特にキッズ年代の鬼ごっこにおいては、そのチャンスがたくさんあります。


なぜなら、いざこざやケンカがすぐに起こるからです。

原因はだいたいルールを破る子どもが出てくることにあります。

鬼に捕まりたくないからルールを破ってしまうのです。

例えば、鬼にタッチされたら氷になる「氷オニ」では、タッチされても知らんぷりして走り続ける子がいます(笑)

また、鬼にタッチされたら手をつなぐ「手つなぎオニ」でもタッチされたのに手をつながずに逃げまくる子が出てきます(笑)

他には逃げる範囲が決まっているのに、その範囲の外にまで逃げ出してしまう子もいます。

そこで、



「コーチ!〇〇君が捕まったのに氷にならない!」



「〇〇君が捕まったのに手をつながない!」



「〇〇君がすごい遠くまで逃げちゃう!」



などの会話や文句の言い合いがあればチャンスです。

みんなを集めて鬼ごっこのルールを確認します。  

ルールを破ると鬼ごっこは面白いのか、   それとも、つまらないのかを質問すればいいのです。    

そこでルールは自分たちが楽しむためにあることを知るのです。


  これは電車やバスのマナーにもつながります。


学校やクラスや家族の中での約束も一緒だという話もできるはずです。  

せっかくルールを破る子どもが出てきそうなのに、それを事前にストップしてしまうと話をするチャンスを逃してしまいます。




子どもたちの言葉や様子を観察することが大切です。

もちろん、時と場合によって子どもの動きをコントロールする必要もありますので、タイミングを見計らってアプローチしたいですね。


まとめると、、、


鬼ごっこにはトラブルがたくさんある。 だからこそ、「ルールの意味」を確認できる。

みんなが楽しむためにはみんなでルールを考える必要がある。
逃げる人、追いかける人、両方の立場に立って考えてみる。

これらは社会に出たときのルールやマナーや約束にもつながる。
以上、「鬼ごっこで道徳性を考える」でした。  

今日1日があなたにとって楽しい1日となりますように。  

(^_-)てつ  

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261.遊び→(鬼ごっこ)

おはようございます。キッズのスペシャリスト、てっちゃんコーチです。

遊びの大切さは昨日触れました。練習のスタートとして遊びの要素がある鬼ごっこは最適です。

ウォーミングアップの要素も含んでいます。

最近では、子どもの頃に鬼ごっこを経験することなく中学生や高校生になるという話も聞きます。

すると、どうなるか。

鬼に捕まりたくないからやらない。。。

走りたくない。。。

めんどくさい。。。

えっ!?(汗)

と耳を疑いたくなるような話も聞こえてきます。

鬼ごっこは様々なバリエーションがあり、様々な能力を育むことができます。

例えば、

・リーダーシップ、フォロワーシップ

・走力、瞬発力、持久力

・アクション、リアクション、反応スピード

・観る力(相手、味方、スペース)

・危機管理能力

・身のこなし(コーディネーション)

・協力、コミュニケーション力

このように、体だけでなく社会性や協調性に加え、道徳性も育むことがでます。

なぜ、道徳性か???

これはまた明日。

今日1日があなたにとってハッピーな1日となりますように。

(^_-)-☆てつ

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260.遊びは学び

おはようございます。キッズのスペシャリスト、てっちゃんコーチです。

心技体の体は、「姿勢」「遊び」「補食」から成り立っていることをお話しています。

特に幼少期においての「遊び」は体を作る上で大切です。

もちろん、心も同様に育むことができるのは言うまでもありません。

ヨーロッパで始まった「スポーツ」はいわゆる「遊び」からきています。

日本での「体育」とは違う文化的背景があります。

イギリスで生まれたサッカー(フットボール)は当然「スポーツ」です。

そして、

スポーツは遊びです。

その遊びから子どもたちは

様々なことを学び、育っていくのです。

心も体も健康な子どもは、見れば分かる

心も体も健康で元気な子どもは、ちょっと見ればすぐに分かります。

それは、

「遊び上手」です。

子どもは遊ぶことが仕事。

それはそもそも自然にできる事。

しかしそれができない子が増えている現状。

友だちとコミュニケーションを取ることができない子ども。

大人やコーチにすぐに助けを求める子ども。

そして今の子どもたちは、

デジタルネイティブ世代!?

それも考慮して指導する時代になりましたね。

時代が変わっても変わらないもの。

それは子どもの元気な姿であってほしい。

跳んだり、はねたり、走ったり、転がったり、笑ったり、遊んだり、、、

それは子どもの自然な姿で、その姿を見れば

この子は健やかに育っているな!と分かるのです。

あなたのお子さんはどうですか?

今日1日があなたにとって笑顔の1日となりますように

(^_-)-☆てつ

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259. 一流選手の姿勢の秘密は〇〇にあった!

おはようございます。キッズのスペシャリスト、てっちゃんコーチです。

「心技体」の体は①姿勢、②遊び、③補食の3つから構成されています。

体で意識したい最初の要素は「姿勢」です。

 

良い姿勢とは

 

「姿勢を良くする」とは、「胸を張って偉そうにすること」

ではありません。

プロサッカー選手やスポーツ選手で姿勢の悪い選手は見たことありませんよね。

その中でも特に一流の選手の特徴は何でしょうか。

色々ありますが、その中の1つに「姿勢が良い」があります。

もっと具体的に言うと、つまり

 

「腰が入っている姿勢」

 

になっています。

 

以前も書いたことがありますが、腰が入っているとスムーズに体の細部にまで力を伝えることが出来ます。

インサイドキックやインステップキックをわざと腰を曲げた前かがみの状態で蹴ってみてください。

次に背筋を伸ばし、腰をクッと入れて、おしりをプリっと出した状態で蹴ってみてください。

全く質の違うキックができることを体感できるはずです。

力を入れてないのに、明らかに蹴った後のボールスピードが違うのです。

蹴った時にはパーン!という軽い音ではなく、ボムッ!という鈍い音がします。

 

目から鱗の筋肉の使い方とは

 

そして、更に筋肉の使い方にも注目する必要があります。

人間の体の中で一番大きな筋肉は、背中にある広背筋ですが、この筋肉をうまく使うことが大切です。

「力を入れる」と言うと、ポパイのように腕を曲げて力こぶを作るイメージがあります。

しかし本当にパワーも持久力も発揮できるのは、曲げた状態の筋肉(屈筋)ではなく、伸びた状態の筋肉(伸筋)です。

この考え方は、西本先生から教えて頂いたものですがまだまだ私たちも試行錯誤しながらトライしています。

私たちも常に学び、チャレンジし、失敗を繰り返しながらですが、子どもたちの未来を考え、子どもにとって理想的な指導ができるようにこれからも努力し続けます。

 

今日1日があなたにとって笑顔の1日になりますように。

 

(^-^)/てつ

 

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258.指導理念 「心技体」の体

おはようございます。キッズのスペシャリスト、てっちゃんコーチです。

さていよいよ指導理念「心技体」の体に入ってきました。

「体」は3つのパートから成り立っています。

①姿勢

②遊び

③補食

です。

①の姿勢はサッカーやスポーツをするだけでなく、生きていく上で非常に重要です。

「姿勢を良くして」と言ってもこれがまた人によって全く違う。

子どもにありがちなのが、胸を張る姿勢です。

しかしこれは、力が入っている状態で逆に良くありません。

②の遊びもこの年代ではかなり大切なファクターです。

なぜなら子どもは遊びから人生で必要なことを学び取るからです。

例えば鬼ごっこを1つ取っても、体のコーディネーションや仲間とのコミュニケーション、アクションとリアクションの動きなど様々な成長を促すことが出来ます。

③の補食は、特に小学生の高学年から中学生以上の年代では重要です。

体を動かした後、練習や試合後すぐにお握りなどを食べることで体を作ります。

また、補食とは関係がありませんが、睡眠や休息に関する知識も持ち合わせている必要があります。

このように、キッズ年代から思春期にかけて、子どもの体のケアをすることはコーチやクラブの責任の一つです。

大切なお子さまをお預かりしているわけですから、サッカーを通して多角的にアプローチしてみんなで一緒に成長していくことが大切です。

今日1日があなたとって素敵な1日となりますように。

(^-^)/てつ

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257.セルフコーチング ~学びのサイクル~

おはようございます。キッズのスペシャリスト、てっちゃんコーチです。

「自分から学ぶ姿勢」

これが本当に大切だと常々思っています。

受け身的ではなく、能動的に!

やらされるのではなく、自分からやる!

この両者の違いは明らかです。

例えば私の学生時代。

どうにか単位を取れればいい。留年しなければいい。

授業はたまに休む。

※両親には内緒にしておいてください(汗)

ところが社会人になり、私は働きながら保育士や幼稚園教諭の資格を取得し、キッズコーチングを学びました。

通信制の大学に通った訳ですが、これはもう能動的100%ですね。

レポートを何百枚も提出し、何度も再提出を言い渡されて書き直す。

何度も心が折れそうになったけど、職場や家族の協力もあり達成することができました。

 

これらのチャレンジすることや行動することって、なんだかサッカーの

 

知覚→予測→判断→実行→分析

 

に似ていますよね。

行動して失敗して分析してまた行動する。

 

サッカーもそうあるべきだと思います。

子どもたちは自分から「こんなプレーがしてみたい!」「あの選手の真似をしたい!」となって欲しいです。

自分で自分のオリジナルな学びのサイクルを作る。

しかし、子どもは十人十色。

あなたは一人ひとりを見て時には教えたり、時には黙ってみていたり、子ども同士で学び合いの場を作ってみたりするのです。

親御さんは塾に通わせていれば、子どもは勉強していると思っている。

サッカースクールに通わせていれば、サッカーがうまくなると思っている。

でも、結局は自分自身です。

 

あなたは、子ども時代に習い事をしていましたか?

どんな学生時代を送りましたか?

 

大切なのは。。。

 

自分からうまくなろう!という向上心や意欲を育てること。

 

「好きこそものの上手なれ」というわけです。

 

 

今日1日があなたにとって笑顔の1日となりますように。

(^-^)/てつ

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256.「サッカーがうまい!」とは?

おはようございます。キッズのスペシャリスト、てっちゃんコーチです。

「あの子、サッカーうまいね~!」

「〇〇選手はサッカーが上手!」

などの会話はよく聞かれます。

さて、「サッカーがうまい」っていったいどういうことなのでしょうか。

 

以前、サッカーの指導を一緒に勉強している仲間に聞いてみたことがあります。

それはそれは人によって違う(笑)

「サッカーがうまい!」という言葉ほどあいまいな表現はないな。

そう思ったわけです。

考えてみれば当然です。

なぜなら、フォワードの選手のうまい!とディフェンダーの選手のうまい!は全然ちがいますからね。

ポジションの役割によって「うまい」は変わってきます。

そういった条件は取っ払って、それでもやはり「うまい」を言語化するとどうなるか。

 

私なら、とってもシンプルに言うと、、、

「知覚、予測、判断、実行の質が高い」

となります。

これは脳と体が一致していることでもありますね。

そしてこれは、なんと勉強も一緒なのです。

観て、考えて、判断して実行する流れが一緒だからです。

という事は、サッカーで頭が良くなる!とも言えます。

テストの点数というよりは、数値化できない非認知能力ですが。

さあ、世の中のお母さん!

賢い子どもを育てるために、サッカーをさせましょう!

 

少し話がそれましたが、

あなたなら、「サッカーがうまい!」をどのように言語化しますか?

 

今日1日があなたにとって大切な1日となりますように。

 

(^_-)-☆てつ

 

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255.とにかく実行!とにかくチャレンジ!

おはようございます。キッズのスペシャリスト、てっちゃんコーチです。

プレーの流れはもうだいぶご理解頂けたとおもいますが、確認しましょう。

知覚→予測→判断→実行

でしたね。

観て、予測して、何をしようかな?どうしようかな?と考えて、最後に実行(プレー)する。

最後のプレーがうまくいく時もあれば、うまくいかない時もある。

うまくいけばラッキー!

うまくいかなくても大丈夫。

それを次につなげるのです。

つまり「分析」

次、どうすればいいかな?

これを個人でもチームでも考えます。

だから、味方がミスした時にかける言葉は、

「何やってるんだよ!」

ではなく、

「ドンマイ!次どうする?」

となります。

一応確認しておきますが、子どもがミスした時にあなたが高圧的に指摘してはいけませんよ~。

なぜなら、サッカーは

「ミスのスポーツ」

だからです。

うまくいかないのが前提にあります。

実行して、

うまくいかなくても、

分析して、

次にどうするか考えて、

また実行。

人生と同じですね。。。

とにかく実行!とにかくチャレンジ!

今日1日があなたにとって自分を振り返る1日となりますように。

(^-^)/てつ

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254. 観て予測して判断しよう

おはようございます。キッズのスペシャリスト、てっちゃんコーチです。

全てのプレーは観ることからスタートし、

次を予測して、

判断する。

そして、最後に実行となります。

子どものプレーを見てミスした時にどの段階でミスしたのかをコーチは知る必要があります。

当然、最後の「実行」は見れば誰でも分かります。

パスミス、シュートミス、コントロールミスなどです。

しかし、ほとんどのミスは目に見えない段階です。

つまり、観ること、予測すること、判断することです。

それがなんと8割を占めるとも言われています。

判断をより簡単に考えてみると、

①何をしようかな?

②どうやろうかな?

となります。

①の何をしようかな?は「戦術」

②のどうやろうかな?は「技術」

と捉えることもできます。

ここで大切なのが「ボトムアップ+トップダウン」という考え方です。

ただ単に子どもの発想を待っているだけでは時間もかかるし効率も悪い。

ですので、時には「教える」という事も大切です。

しかしながら、この「教え方」がミソなんです。

「ああやれ!こうやれ!」では本当に子どもの習得にはつながりません。

ではどうするか?

それはまた後日お伝えします♪

 

今日1日があなたにとって素敵な1日となりますように。

 

(^_-)-☆てつ

 

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