68.あなたは人生で初めて出会うコーチ ~私の元を去った親子~

おはようございます。キッズのスペシャリスト、てっちゃんコーチです。

今日は、キッズのコーチは子どもにとって人生で初めて出会うコーチ!という話です。

 

私にとって今でも忘れなれない子どもとその母親がいます。

なぜなら、その子はサッカーの楽しさを知ることなく私の元を去っていったからです。

私は、その子にサッカーの楽しさを伝えることができませんでした。

残念そうで、少し申し訳なさそうな何とも言えない母親の顔を今でも覚えています。

 

今、目の前にいる子どもがサッカーをずっと続けるか。

サッカーをずっと好きでいてくれるか。

それは、

 

「サッカーって楽しい!」

 

と子どもが感じているかどうかです。

キッズ年代にとって、あなたは最初に出会うコーチ。

だからこそ、責任重大。

 

あの子どもがサッカーをやめてしまったのは、

私の責任。

あの時の自分は未熟だった。

 

自分自身がコーチとしても人間としても成長しなければ!

よりよいコーチになるために、日々勉強です。

 

今、考えると保護者への説得力も無かった。

保護者が子どもにできることで、一番大切なことの一つに、

 

「辛抱強く待つ」

 

ことが挙げられます。

そんなに子どもにべったりついていたら子どもは自立しないし、成長しませんよ!

と今なら自信を持って言える。

 

目の前にある「今」の結果は大事ですか?

もちろん、大事ですよね。分かります。

でも、彼が立派な社会人となり、幸せな人生を送る

「将来」の方が大事じゃないですか?

そんな事を今なら自信を持って言える。

 

他の子どもと比べちゃいけませんよ。

指示命令だけでは、自分で考えて行動できる人間にはなりませんよ。

あれはダメ。これもダメ。と否定してはいけませんよ。

肯定的なアプローチが大切ですよ。

外発的モチベーション(動機づけ)ではなく、

内発的モチベーションが大事ですよ。

等々。

 

今なら自信を持って言える。

 

自分が関わった子どもが一生サッカーが好きでいてくれるように。

その子が大人になり、その子どももまた、サッカーをやってくれるように。。。

 

~今日のまとめ~

 

キッズのコーチは、子どもの一生を決める。

 

 

今日1日が、あなたにとって感謝にあふれる1日となりますように。

(^^)/て

★伊勢原に国産木材でスタジアムを作る★

 

 

 

 

 

 

投稿者: 一場 哲宏

1973年3月29日生まれ、千葉市出身。日本体育大学に進学後、ドイツのケルン体育大学にて交換留学生として4年間サッカーの指導法を学ぶ。ケルンの街クラブで5・6才カテゴリーの監督を務めた。以降、イギリス・ロンドンの日本人向け幼稚園や湘南ベルマーレなど国内外で指導。2013年から6年間のFCしらゆりシーガルス監督を経て、2019年に一般社団法人伊勢原FCフォレストを設立。同代表理事。 指導者B級ライセンス、キッズリーダーインストラクター、幼稚園教諭一種、保育士、JAKC公認キッズコーチングエキスパートの資格を持つ。

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