114.人参は必要ですか?危険なモチベーションの話

おはようございます。キッズのスペシャリスト、てっちゃんコーチです。

今日は、危険なモチベーションの話です。

 

サッカーで何点とったら〇〇もらえる!

今日がんばったら〇〇を買ってもらえる!

こんな会話を聞くと本当にがっかりします。

外発的モチベーションと内発的モチベーションの話は以前しました。

自分の心の中から湧き出るやる気は内発的。

自分の心の外からのご褒美や“エサ”によって出るやる気は外発的です。

なぜ外発的モチベーションがいけないか?ですか?

まず1つ目に、人間の欲は大人だろうが子どもだろうが関係なくどんどん増大していきます。際限がないのです。

試合でゴールを決めたらお菓子ね!

これが、お菓子とジュースね!になります。

そして、お菓子とジュースだけ?それにゲームソフトつけてよ!

2つ目は、頑張らせるためのご褒美だったのに、いつのまにかゴールを決めるためではなく、ご褒美をもらうためになってしまうのです。

ゴールする事、上達する事ではなく、ご褒美をもらうことが目的となって、すり替わっている事に気づきますか?

そして、3つ目。誰のためのご褒美か?実はあなたが満足したいだけでは???

そんなことを繰り返すと子どもはどうなるでしょうか。

もちろん、ご褒美がないとやらない子になります。それをやったら何をもらえるの?という思考になってしまいます。

お願いです。スポーツは遊びです。遊びから様々なことを学びます。

幼稚園の先生「みんな~!お外で遊びましょう~!」

A君「先生!遊んだら何くれるの?」

なんてならないようにしたいですね。

 

今日1日があなたにとって学びの深い1日となりますように。

(^_-)-☆てつ

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111. 伸びる子と伸びない子の違いは、親の〇〇にあった。

おはようございます。キッズのスペシャリスト、てっちゃんコーチです。

今日は、私がサッカーの指導者を国内外で20年以上やってきて、感じていることをお話します。

サッカーの指導をしていると、ぐんぐん伸びていく子どもと、なかなか伸びていかない子どもがいます。

伸びる子どもと伸びない子どもの違いは、親の〇〇にあります。

さて、その〇〇に入る言葉は何でしょうか?

それは、、、

「学ぶ姿勢」

です。

当然ですが、子どもはぐんぐん伸びる時期もあれば伸び悩む時期もあります。

もちろんあなたを困らせるようなことだって時にはするでしょう。

どうしようと悩んでしまうこともあると思います。

それでも、学ぶ姿勢を常に持ち、子どもと真摯に向き合うことが大切です。

家庭だけで解決出来ないこともあります。

そんな時、サッカーチームの存在、コーチの存在は大きいと感じています。

勉強会に参加して気付きや学びを得る人がたくさんいます。

勉強会には参加出来なくても、人から聞いたり本を買って読んでいる人もいます。

コーチに電話やメールで悩みを相談してくれる人もいます。

子どもも大人も山あり谷ありで成長するのです。私だって同じです。

皆で悩み、皆で話し合い、皆で知恵を出し合い、共に成長していく。

子どもだけが成長することはあり得ないのです。

子ども、親御さん、コーチたちが皆で学び、成長するチーム。

そんなチームをこれからも作っていきたいです。

もちろん、しらゆり以外のお子さんの事でも相談に乗りますよ~☺️(最近増えてきました)

子どもの成長は親のキャパの範囲内ということを考えると、出来るだけ自分の器を大きくしたいですよね!

今日1日があなたにとって学び多き1日となりますように。

(^-^)/てつ

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107. もしお父さんコーチのあなたがキッズのコーチングを学んだら

おはようございます。キッズのスペシャリスト、てっちゃんコーチです。

今日は、コーチングを学ぶと子どもはぐんぐん成長するという話です。

先日もお伝えしましたが、コーチングはティーチングとは違います。

コーチングの語源は「馬車」です。お客さんを目的地に連れていくことからきています。

コーチには、導く力が求められています。

しかし、コーチングは、なにもコーチだけのものではありません。

親御さんが学ぶことによって、子育ては楽になるし、一緒に成長することができます。

お父さんコーチならより一層子どもとの関係性が向上し、サッカーも間違いなく上達します。

例えば、「子どものキャラクターには様々なタイプがある」

それを知っているだけで今までとは違う言葉の掛け方になります。一人ひとりに合った声かけに変わります。

例えば、子どもの成長のステップを知れば、無理難題を求めることなく、成長段階に合った接し方が出来るようになります。

今、この子には何が必要で何を育めば良いのかを頭で整理出来ていると、迷いが無くなります。

親子の関係も間違いなく良くなります。信頼関係が生まれるからです。

「子どもがぐんぐん成長する」

そこには、あなたの学ぶ姿勢が関係しています。

お父さんコーチなら子どもたちの成長にダイレクトに響きます。影響力が大きいからです。

このブログでも私が学んだことをどんどん発信していきます!!!

私もあなたと一緒に成長したい!と強く願っている一人です。

一緒に情報交換しながら学んでいきましょう!

今日1日があなたにとって楽しい1日となりますように。

(^-^)/てつ

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104.理想的なキッズ指導の心構え【遊び編】

おはようございます。キッズのスペシャリスト、てっちゃんコーチです。

今日はキッズ年代のサッカー指導においての「遊び編」です。

毎回お話していますが、サッカーはスポーツです。

スポーツとは体育ではありません。

詳しい説明は避けますが、体育は体を鍛える意味が深い教科です。

それに対し、スポーツは遊びです。

つまり、

 

サッカー = スポーツ = 遊び

 

なんです。

そして、

遊び = 学び

となります。

幼少期の子どもたちは、何をどのように学ぶのでしょうか?

それは、

 

生きる力(人間力)の根っこを「遊び」から学ぶのです。

 

幼稚園や学校で机に向かって勉強を学ぶのではありません。

もちろん、そのような時間が必要なこともあるかもしれませんが、基本的には外遊びや中遊びなどを織り交ぜた「遊び」から様々なことを「学ぶ」のです。

サッカーはチームスポーツです。

個人競技とは違い、仲間の大切さを学ぶことができます。

そして、意見のぶつかり合いもリアルに体験することができます。

感情と感情のぶつかり合いから、時には人を傷つける言葉を発してしまうこともあるかもしれません。

失敗や反省、気づきや学びを得て成長するのです。

 

「自分を理解し、他者を理解する」

 

今後訪れる正解のない激動の時代において、自分の意見をしっかりと主張しながら他者も理解し、お互いに成長していく。

人と協力することでパスもドリブルもシュートもうまくいき、勝利につながる。

失敗から学ぶことで成長する。

子どもは遊びながら学びます。

大人から「あーやれ、こーやれ」と言われながらの遊び(サッカー)は必要ですか?

遊びに指示・命令は必要ですか?

かと言って「教える」ことはしないのか?と言われればそうではない。

二項対立ではないのです。

 

「サッカーを通して成長すること」

 

その本当の意味を理解してほしくてこのブログを書いています。

 

今日1日があなたにとって嬉しいニュースが飛び込んでくる1日となりますように。

 

(^_-)-☆て

 

★伊勢原に国産木材でスタジアムを作る★

 

 

 

 

103.ママ~!この人だれ? えっ!?パパだよ。

おはようございます。キッズのスペシャリスト、てっちゃんコーチです。

今日のテーマは深刻な内容です。。。

 

夏休みに家族で数日間旅行に行くことができました。

いつもは子どもと接する時間があまりないので、会話もスキンシップも多く取ることができて幸せな気持ちになりました。

それはそれは私たち家族にとって、本当に貴重な時間となりました。

仕事を含め、人生のステージには様々な段階があります。

ベルマーレでコーチをやっていた時は、毎朝5:30の電車に乗り、帰りは夜10時でしたので子どもの寝顔しか見ないという生活が数年間続きました。

一番大変で一番大切な子育ての時期に何もできなかったわけです。

なので妻には頭が上がりません。感謝しています。

しかも、サッカーコーチの仕事のメインは週末。

自分の子どもではなく、他の子ども(チームの子ども)を見ることになります。

こんなに子どもと接する時間が少なかったのに、

「ママ―!この人だれ?」「えっ!?パパだよ」

とならなかったのは妻のおかげです。

いえ、いえ、実は、子どもは言葉を発していない(まだ喋れない)だけで、ほぼそうなっていました。

働き盛りの頃と子育ての時期は重なることがどうしても多いようです。

働き方改革!?ってよく分かっていませんが、

「自分の人生は自分で切り開くもの」

「トライ&エラーが大切」

「失敗から学び成長する」

といつもサッカーを通じて子どもたちに伝えています。

だからまずは、自分がそうしなきゃ!と心に決めています。

ただ、人間の脳は「変化を嫌う」ことと「少しずつしか変われない」という特性があるらしいです。

そんなことも踏まえつつ、世のため、人のために自分の使命を果たしていきます。

あなたも子どもとの時間を大切に!

 

今日1日があなたにとって幸せを感じられる1日となりますように。

(^_-)-☆て

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101.ケンカ

おはようございます。キッズのスペシャリスト、てっちゃんコーチです。

今日はケンカについての話です。

先日の練習中、3年生が激しいケンカをしました。

殴り合い、つかみ合い、そしてひっかき傷も少しだけ作ってしまいました。

きっかけは手つなぎ鬼ごっこ。鬼にタッチされたら手をつなぐという鬼ごっこです。

鬼のA君は、B君にタッチしました。

ところが、B君は手をつながず、パンチ!!!

もちろん、A君は怒る!B君も怒る!ケンカが始まる。。。

しらゆりでは、ケンカしてもいいよ~!とケンカを容認しています。

ただし、境界線は引きます。

ここはサッカーをやる場所。うまくなりたい人がサッカーを楽しむ場所。

だからケンカはピッチの外でやりましょう!というルールがあります。

なぜ、ケンカを容認しているのでしょうか。

それは、ケンカから学べることがとても多いからです。

  • 自分の意見をしっかりと主張する。
  • 自分と違う意見があることを知る。
  • 心をコントロールする。
  • 受け入れる素直さを育む。
  • お互いの意見のギャップをどう埋めるのか考える。
  • 認める。謝る。

など、自己主張や他者理解、コミュニケーション能力の向上が期待できます。

ケンカをすることで、こんなにいいことがあるのです。

この日はとてもヒートアップしすぎてしまったので、コーチが仲裁に入りました。

しばらく時間を置き、落ち着いたところでお互いの話を聞く。

B君がタッチされたのに、手を繋がなかった理由もちゃんとあるのです。

それは、ボールが転がっていたので危ないからしまっていた時にタッチされたと。

このように、子どもだけで解決できない場合には、コーチが橋渡しをする場合もあります。

気持ちは分かったよ!といったん心に寄り添い、パンチするのはどうだったかな?

と聞くと答えは「ダメ」

そうだよね~。

すると、B君はA君に「ごめんね」A君も「いいよ」

二人ともさっきまでの取っ組み合いがウソのように、握手してハグして練習に戻っていきました。

もちろん、二人の保護者にはちゃんと説明をし、フォローしています。

今日1日があなたにとって幸せな1日となりますように。

(^_-)-☆て

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99.「何であなたは◯◯なの!?」「いい加減にして!」から解放される秘訣

おはようございます!キッズのスペシャリスト、てっちゃんコーチです。

今日は、親もコーチと一緒!という話です。

2日間キッズコーチングを学んできて、出来るだけ多くの親御さんに伝えたい!と思いました。

 

これを学べば子育ては必ず楽になるし、子どもはすくすく育つ!

サッカーのコーチングにもとっても有効!

 

そう実感しました。

ティーチングからコーチングへ

私たちは子どもの頃からずっとティーチングで育ってきました。

しかし、これからの時代背景を考えると

“教育”も“サッカーの練習”も“子育て”も

ティーチングからコーチングに変わらなければなりません。

なぜなら、正解のない、変化の著しい時代に突入していくからです。

もちろん、ティーチングが必要な時もあります。

しかし、今までのように指示命令をされて、一方通行的に教えてもらい、正解を探すティーチングのスタイルでは、生き抜くことができません。

質問をして、考えさせ、行動変容を促すようなコーチングのスタイルで子育てをしていく必要があります。

そこでまず前提となるのは、子どもは親の所有物ではない。ということです。

自分の子どもがつまずかないように、失敗しないようにしたい気持ちは良く分かります。

でも人は失敗から学び成長します。

だから、小さな失敗を今のうちにどんどんさせた方が良いのです。

キッズコーチングを知らない親御さんは、子どもが失敗や問題行動をしたときにこう言うでしょう。

「何でそんなことをしたの?」

「なんであなたはいつも◯◯なの?」

「何回言ったら分かるの?」

しかし、キッズコーチングを学んだ人ならそのバックグラウンドに目を向けます。

そして、全く違う言葉がけをすることでしょう。

少なくとも感情的に怒る可能性は低いはずです。

私たちは生まれながら持っている5つの「気質」がある。

0才から成長の7つのステップを1歳ずつ上っていく。

 

これらを知っていれば、

日々の子育ては変わります。

かける言葉も変わります。

子どもが主体的に育ちます。

 

一人でも多くの親御さんたちが、子育ての悩みを解消できるように、

そして、楽しく子育てできるように、キッズコーチングで学んだ内容を伝えていきます!

 

今日1日があなたにとって明るい未来を感じさせる1日となりますように。

(^-^)/て

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96.子育てで「もうイヤ~!」となった時にやるべきたった1つのこと

おはようございます。キッズのスペシャリスト、てっちゃんコーチです。

今日は子育てで子どもも親も「どうしていいか分からない!」「助けて~!」ってなった時の話です。

子育てをしていると、親は子どもに対して「もうイヤ~!」となってしまうことがありますよね。

私もしょっちゅうです(汗)

感情的になってしまうこともあります。

でも、少し時間をおけば冷静になってくる。

感情的に怒ってしまった自分を反省する。

そんな時にやるべきことがあります。

「ごめんね!」そして「大好きだよ!」と声をかけながら子どもを抱きしめるのです。

「7秒間抱きしめる」

日本キッズコーチング協会では、7秒間抱きしめることを勧めています。

親に抱きしめられると、子どもは幸福感に包まれ幸せホルモンと言われている「オキシトシン」が分泌されます。

子どもはあなたからの愛情を求めています。

子育てで悩んだ時、どうしていいか分からなくなった時、愛の言葉をかけながらギューっと抱きしめてください。

自分は大切にされている。

ここにいていい存在。

生まれてきて良かった。

という感情になり、自己肯定感も上がります。

ところで、脳の中の記憶を司る海馬は2・3才までは発達しないので、何かを覚えることは出来ません。

しかし、スキンシップの記憶だけは残っているそうです。

赤ちゃんも同様にとにかくたくさん抱きしめてくださいね。

うちの長女は大きくなってきたので、抱きしめる機会は少なくなってきました。

あなたも今のうちだけですよー☺️

子どもはすぐに大きくなりますからね。

つまり、「もうイヤ~!」となってしまった時はもちろん、出来れば毎日抱きしめて声をかけましょう!

というお話でした。

今日1日があなたにとって大切な1日となりますように。

(^-^)/てつ

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93.2歳児の指導のちょっとしたコツ

おはようございます。キッズのスペシャリスト、てっちゃんコーチです。

今まで3才児、4才児の話をしてきましたので、今回は5才!ではなく、2才にしたいと思います。

子どもは、7つのステップを順番に1段ずつ上がって成長していきます。

※日本キッズコーチング協会 を参考にしてください。

2歳児は「集中力」を育てる時期です。

1歳の時に、興味を持ったことに思いっきりチャレンジして「やる気」を刺激した子や、

小さな達成感を味わった子は、2歳になると「探求心」が生まれてきます。

そこで、「集中力」が養われるのです。

私の娘たちも当時、ブロックやレゴ、積み木などでずっと遊んでいました。

ご飯だろうが何だろうが、遊びに集中すると声が聞こえないのか?と思うくらいでした。

家の中でも姿が見えなくなって、どこにいったかな?と探すと部屋の隅の方でトイレットペーパーの芯や空になった牛乳パックで遊んでいました。

この時期は集中力を育むことが大切なので、

「興味を持って遊んでいる時は、そっとしておく」

ことが鉄則です。

そして、もちろん2歳は「イヤイヤ期」とも言われています。

自己主張やこだわりの激しい時期です。

自分の考えを伝えたいのに言葉ではまだうまく表現できないのでかんしゃくを起こす。

これは当然のことだと思いませんか?

「手伝って」とか「教えて」などの言葉を教える。

大人が上手く促すことが大切です。

きっとまた集中力を発揮して遊びに夢中になるかもしれません。

さて、サッカーではどのように指導すればよいでしょうか。

保護者の言葉でよく聞くフレーズがあります。

「サッカーなんだから、手を使っちゃダメ!」

「足を使いなさい!」

いや~!2歳だとまだサッカーのルール、分からないんですけど~(汗)

大切なのは、手だろうが足だろうがボールで遊ぶこと。

ボールは丸い、柔らかい、転がる、弾む。

転がす、つかむ、投げる、キックする、走る、ボールの動きを目で追う等々

親やコーチと遊びながら様々な動きを経験できればそれだけでOKです。

ここで注意してほしいのは、

子どもの成長には個人差がとてもある

ということ。

同じ2歳でも月齢によって、できることがだいぶ変わってきます。

他の子どもと比べることなく、とにかく楽しくボールで遊んだりスキンシップを取ったりしましょう。

~今日のまとめ~

  • 2歳は集中力を養う時期
  • 遊びに夢中ならそっとしておく
  • 言葉を教えて表現する術を身に付けさせる
  • サッカーにこだわらず、ボールで遊ぶ
  • 他の子どもと比べない

今日1日があなたにとってウキウキするような1日となりますように!

(^_-)-☆てつ

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89. 4歳児の指導のちょっとしたコツ

おはようございます。キッズのスペシャリスト、てっちゃんコーチです。

今日は、4才児の指導のちょっとしたコツについての話です。

日本キッズコーチング協会

では認知発達心理学から見る心の成長の7ステップコーチングを提唱しています。

先日、3才は自立心が育つ年齢とお伝えしました。※80回ブログ参照

3才で様々なことに集中力を発揮してきた子どもたちが次に登るステップは、我慢や努力です。

4才は「我慢する心」「努力する力」が育つ時期です。

遊びの中でおもちゃやブロックの取り合いになり、我慢する。

ブランコの順番を待つときに我慢する。

3才では出来なかったことが、4才になると少しずつ出来るようになります。

兄弟がいる場合には、常に様々な我慢のシチュエーションがありますよね。

(もちろん4才だけではないですけど)

 

しらゆりでサッカーをしている年中さんのクラスは、最近色々な場面で成長を感じます。

練習前に出欠を取るとき、ふざけていた子、喋っていた子たちが、

 

「今、自分はどうするべきか」

 

を考えて、静かに前を向いている!

シュート練習などの順番待ちも年少の時は、

「オレが!オレが!」と自己中心的だったのに、

年中になった今ではしっかりと並んでいる!

これも我慢する心が育ってきた証拠ですね。

 

4才で育む大切な生きる力とは?

 

自分の思い通りにならないことが、世の中には沢山ある。

それでも自分の心をコントロールする。

自分のことは自分でする習慣を徹底する。

それは、自律性の高い子どもに育つことを意味します。

サッカーの練習でも、普段の生活でも我慢している時、頑張っているな!という時があったら、それを認めてあげてください。

できれば「えらいね!」

ではなく、

「ちゃんと待てるようになったんだね~」

とか、

「そんな◯◯君が好きだよ!」

などの『承認』や『I メッセージ』を使いましょう!

 

さて、そこで

 

今日のワンポイントアドバイス!

 

我慢するって大変だし、ストレスがかかりますよね。

いつも「ダメ!」とか「我慢しなさい!」と言われていると、嫌になってしまいます。

自己肯定感も上がりません。

そこで、まず「いいよー!」と最初に受け入れちゃうんです(笑)

その後にこちらの希望をリクエストする。

 

子どもが「ねえ、ママ!テレビ見たいんだけどー!」と言ってきたら、、、

「ダメよ!宿題やってから!」

ではなく、

「いいよー!宿題終わったらいくらでも~☺️」

なーんて言ってみてはどうてしょう?

最初に『否定』されるのと、『肯定』されるのとでは天と地の差です。

 

今日1日があなたにとって嬉しいこと、楽しいことがたくさんある1日となりますように!

 

(^-^)/てつ

 

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