114.人参は必要ですか?危険なモチベーションの話

おはようございます。キッズのスペシャリスト、てっちゃんコーチです。

今日は、危険なモチベーションの話です。

 

サッカーで何点とったら〇〇もらえる!

今日がんばったら〇〇を買ってもらえる!

こんな会話を聞くと本当にがっかりします。

外発的モチベーションと内発的モチベーションの話は以前しました。

自分の心の中から湧き出るやる気は内発的。

自分の心の外からのご褒美や“エサ”によって出るやる気は外発的です。

なぜ外発的モチベーションがいけないか?ですか?

まず1つ目に、人間の欲は大人だろうが子どもだろうが関係なくどんどん増大していきます。際限がないのです。

試合でゴールを決めたらお菓子ね!

これが、お菓子とジュースね!になります。

そして、お菓子とジュースだけ?それにゲームソフトつけてよ!

2つ目は、頑張らせるためのご褒美だったのに、いつのまにかゴールを決めるためではなく、ご褒美をもらうためになってしまうのです。

ゴールする事、上達する事ではなく、ご褒美をもらうことが目的となって、すり替わっている事に気づきますか?

そして、3つ目。誰のためのご褒美か?実はあなたが満足したいだけでは???

そんなことを繰り返すと子どもはどうなるでしょうか。

もちろん、ご褒美がないとやらない子になります。それをやったら何をもらえるの?という思考になってしまいます。

お願いです。スポーツは遊びです。遊びから様々なことを学びます。

幼稚園の先生「みんな~!お外で遊びましょう~!」

A君「先生!遊んだら何くれるの?」

なんてならないようにしたいですね。

 

今日1日があなたにとって学びの深い1日となりますように。

(^_-)-☆てつ

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投稿者: 一場 哲宏

1973年3月29日生まれ、千葉市出身。日本体育大学に進学後、ドイツのケルン体育大学にて交換留学生として4年間サッカーの指導法を学ぶ。ケルンの街クラブで5・6才カテゴリーの監督を務めた。以降、イギリス・ロンドンの日本人向け幼稚園や湘南ベルマーレなど国内外で指導。2013年から6年間のFCしらゆりシーガルス監督を経て、2019年に一般社団法人伊勢原FCフォレストを設立。同代表理事。 指導者B級ライセンス、キッズリーダーインストラクター、幼稚園教諭一種、保育士、JAKC公認キッズコーチングエキスパートの資格を持つ。

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