180.「和の精神」をサッカーに活かす

おはようございます。キッズのスペシャリスト、てっちゃんコーチです。

7世紀初頭に聖徳太子が作ったとされる十七条憲法ですが、その第一条冒頭には、

 

「和を以て貴しと為し」

 

が出てきます。

更に、十条には

 

「人それぞれ考えに相違があるので、他人の考えが相違しても怒らない」

 

更に更に十七条では、、、

 

「独断に陥らず、他者とよく議論をする」

 

と述べられています。

 

もちろん、これと対比されるのが欧米の「個人主義」です。

個人主義が否定されることはあってはならないし、むしろ大切な考え方です。

どちらが正しいという訳ではありませんが、今までの日本の教育は同調圧力が強すぎて、出る杭は打たれる傾向にあったことは否めません。

 

今後のグローバル化の流れを鑑みると、バランスが大切ということになりますね。

 

  • しっかりと自分の考えを人に伝える自己主張

 

  • 人との違いを認める

 

  • 他者の意見に耳を傾け、解決策を見出す

 

  • 全ての生きとし生けるものがつながっていることを感じる

 

  • 仲間の喜びは自分の喜びであることを知る

 

地球人として、日本人として大切にしたい考え方。

「和の精神」

これらをサッカーを通して学ぶことができるとしたら。。。

個人を尊重しつつ和を尊ぶ。

サッカーだけではない、サッカーチーム。

その最前線へ。

 

今日1日があなたにとって喜びあふれる1日となりますように。

 

(^_-)-☆てつ

 

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179.シュートを決めたら〇〇を買ってあげる問題

おはようございます。キッズのスペシャリスト、てっちゃんコーチです。

いつもいつも話していることで、またこの話?ってなりますけど、すみません。

外発的動機づけと内発的動機づけの話をまたしなければなりません。

「シュートを決めたら〇〇を買ってくれるんだ~!」

「だからがんばる!」

いやいや~!どうしてそうなる!?

モチベーションは自分の心から湧き出るものであってほしい。

外からの動機づけでサッカーをやってほしくない。

 

そもそもなぜシュートだけ!?

じゃあ、守る人は?

 

で、外発的なモチベーションで育つとどうなるか?

 

際限が無くなります。。。

 

次は何を買ってくれるの?

え?お菓子だけ?ゲームソフトも付けてよ!

 

そして、親が子どもにサッカーを頑張らせたいのが目的だったのに、

ご褒美をもらうためにサッカーを頑張る!と

 

目的がすり替わります。

 

自分の子どもしか目に入らなくて、他の子どもはどうでもよくて、

自分の子どもがシュートを決めればよくて、他の子どもはどうでもよくて、

自分の子どもさえ活躍すればよくて、他の子どもはどうでもよくて、

他の親から自分の子どもが褒められれば、自分は満足。

 

何のためにサッカーというチームスポーツをやっているのか。。。

 

もうちょっと距離を取って俯瞰して全体を見てほしいな~と思います。

「チームの子どもは全員自分の子ども」

こんな感覚を保護者みんなが持っているチームは魅力的だし、

子どもがのびのびと育ちます。

 

がんばってるね!って声をかける。

楽しんでるね!って声をかける。

Iメッセージで、嬉しな!って声をかける。

嬉しさや幸せを表現してギューっと抱きしめる。

これらをたまにじゃなくて、いつもやる。

そうしたら、子どもは嬉しくなって

どんどん自分から主体的にやるんだけどな。。。

 

今日1日があなたにとって気付きの1日になりますように。

 

(^_-)-☆てつ

 

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178.なぜ、子どもの成長=親の成長なのか?

おはようございます。キッズのスペシャリスト、てっちゃんコーチです。

グローバル化が加速度的に進み、地球規模で人、物、お金、情報が社会移動する時代に入っています。

価値観の多様化が今までとは比べ物にならないくらい進み、同時に個人の自己責任が非常に重要視される事になりました。

そのような時代背景において、個人(こども)の成長を左右するものは何か。

それは、

子どもが育つ環境であり、

ライフスタイルであり、

センス、あり方など

家庭の文化資本です。

 

もちろん、学校や習い事など家庭以外の影響も少なくありませんが、

基本的には、一番長い時間を濃く過ごす家庭は成長の拠点です。

 

家庭の文化資本によって獲得された言語パターン、行動パターン、思考パターンは子どもに大きな影響をもたらします。

 

昔は、家庭・学校・地域社会が深い依存状態、依存関係にありました。

しかし、今日ではそれぞれが相対的に自律した存在になっています。

 

子どもの成長は家庭で決まり、

 

親の成長と比例するのです。

 

あなたの価値観を子どもも受け継ぐのです。

その伝わり方は、昔よりもダイレクトになっています。

私も気を付けます。。。

 

今日1日があなたにとって幸せな1日となりますように。

 

(^_-)てつ

 

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177.シルクロードの子どもたちの「瞳の輝き」

おはようございます。キッズのスペシャリスト、てっちゃんコーチです。

私は、約20年前にヨーロッパから日本までシルクロードを通って2カ月半かけて帰国しました。

その一人旅で一番印象に残っている事は何か。

中央アジアの国々(アゼルバイジャン、ウズベキスタン、カザフスタンなどなど)の

 

子どもたちの瞳の輝きです。

 

輝いているし、何というか「力」がみなぎっている。

 

ああ、これは日本の子どもたちとの決定的な差だな。

と強烈に心に残っています。

 

日本では、無表情、無感情、自分を表現できない子どもが増えていると聞きます。

 

様々なセミナーや勉強会・講習会に参加する中で、私なりにですが、

 

どうやったら子どもが自己表現ができるようになるか

 

の流れやしくみも勉強し、今現在実践しています。

 

その意味ではサッカーを通して自己表現や人間力を磨くことは、

とても有意義であり、またやりがいも感じています。

 

ある保護者からこんなメールを頂きました。

サッカーは、仲間同士でお互いに影響しあいながら、楽しいだけでなく時には怒りの感情や悔しい気持ちも経験することができるスポーツですね。

 

まさにその通りだと思います。

人との摩擦(良い意味での)を経験し、心や気持ちの動きを体験できます。

そして、仲間と力を合わせることで成果がでる喜びを知り、大きな事を達成できます。

自分の思い通りにいかないことを経験できます。

心をコントロールする「術」を手に入れることができます。

もちろん、すぐには無理です。

大人だって、私だってまだまだ未熟ですからね。

サッカーを通して「心」を成長させることができます。

それが、言葉や行動や姿勢、そして、

 

瞳の輝きとなるのです。

 

今日1日があなたにとって何かを発見できる1日となりますように。

 

(^_-)-☆てつ

 

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176.サッカーとは何か?

おはようございます。キッズのスペシャリスト、てっちゃんコーチです。

どんなことでも結果を出す為には、行動が必要です。

行動を起こすためには、イメージと言語化が必要です。

逆に言うと、言語化ができればイメージも上がり、

行動を起こすことができ、結果が出るのです。

その言語化が実に難しい。。。

世界に通用する指導者育成コーチである倉本氏から、言語化する方法を学んでいます。

「サッカーとは?」

と聞かれて様々な人がその定義を示しています。

正解はありません。

FCバルセロナのフィジカル部門責任者、フランスセスク・セイルロ氏は言います。

サッカーとは、社会的活動を伴うスポーツである。その中で与えらえる役割や仕事は、関わる全てのものが相互作用で影響を及ぼし、不確定要素の事柄が含まれているという特徴を持っている。そして、それはルールに則った中で行われる。

倉本氏は言います。

サッカーは戦いである。何の戦いか。それはゴールを奪うためにスペースを取り合う戦い、ゴールルートを作る主導権を奪い合う戦いである。

てっちゃんコーチは言います。

サッカーとは、仲間と協力してゴールへの道に進む、世界とつながるスポーツである。また、相手も味方も切磋琢磨してお互いに成長することができるスポーツであり、人生と一緒である。

でも、簡単に言うとこうなります。

サッカーはスポーツであり、

スポーツは遊びであり、

遊びは学びであり、

学びは成長であり、

成長は人生であり、

人生は幸せである(笑)

あなたにとってサッカーとは?

今日1日があなたにとって笑顔の1日となりますように。

(^_-)-☆てつ

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175. 頑張れ言うな!頑張ってんねん!

おはようございます。キッズのスペシャリスト、てっちゃんコーチです。

日本キッズコーチング協会の理事長、竹内エリカさんのメルマガを読んでいます。

第6回の内容は、

「頑張って!」と言いすぎると、

成果を気にする子になります。

「頑張ってるね」と応援すると、

過程を大切にする子になります。

という一文があります。

この2つの言葉は、似ているようで全く異なります。

前者は、あなたが結果を求めていることを無意識に感じてしまいます。

後者は、結果はどうあれ自分を認めてくれていると感じます。

前者は、プレッシャーを感じるかもしれません。

後者は、安心して楽しく取り組むことができ、結局、成果も出るでしょう。

どんなことでもいいんです。

子どものちょっとした変化に気付き、認めて、言葉をかける。

 

  • 準備を自分でやってるんだね。

 

  • 食器を片付けてくれてありがとう。

 

  • 玄関の靴を揃えてくれたんだね。

 

  • 朝、自分で起きれたね~。

 

  • いつもサッカー楽しんでるね。

 

などなど、何でもアリです♪

自分を見てくれている。認めてくれている。そんな感覚を持てると、自己肯定感はグングン上がり、自信も持てるようになります。

最後に、あるデパートのスタッフ専用エレベーターに書いてあったイタズラ書きを紹介します。

 

がんばれ言うな!

 

がんばってんねん!

 

。。。(^_^;)

 

試合当日の朝、あなたが子どもに掛ける言葉は?

そうです!

「がんばって!」

ではありませんよ!!!

 

ということで、今日も1日お仕事、

がんばってください!

あ、、、(汗)

 

◉25万部ベストセラーの著者
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今日1日があなたにとって気付きと学びを得られる1日となりますように。

(^-^)/てつ

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174.接続詞で伝わり方は180度変わる

おはようございます。キッズのスペシャリスト、てっちゃんコーチです。

今日は接続詞についてです。

子どもたちは、毎回練習後も試合後もサークルミーティングをしています。

いいとこメガネで仲間の良い言動を伝え、アドバイスメガネで仲間の直して欲しい事を伝えます。(リクエスト)

アドバイスメガネで伝える順番は、必ずその人の良い所を伝えてからアドバイスを伝えて!とお願いしています。

いきなりアドバイスを言うと角が立つからです。

せっかく良い所を最初に伝えたのに、接続詞が「だけど」や「でも」などの逆接の接続詞を使ってしまうと、良い所がまるで無かったことのように打ち消されてしまいます。

なので、接続詞は「だから」や「それで」といった順接の接続詞を使って!とお願いしています。

例えば、

A君のドリブルはとてもうまいと思います!

だから

味方を見てパスも使うと、相手は困るし僕たちももっとうまく攻める事が出来ると思います。

という感じです。

「だから」の代わりに「でも」を使うと、前の文章が否定されるだけでなく、後から付ける文章も否定的、命令的になってしまいます。

結局伝えたいのは、「もっとパスして!」という事なのですが、

 

ドリブルはうまい、

でも

もっとパスを出して!

だと、言われた方はあまりいい気がしませんね。

これでは、せっかく良かれと思って言っている「ドリブルが上手い」はむしろ嫌味にさえ聞こえます。

もちろん、ビシッと言う時はストレートに伝えるのもアリですが、

相手に変わってほしい!行動変容を起こしてほしい時は、

①長所を認める

②順接の接続詞(だから、それで等)

③アドバイス(リクエスト)

という事で、接続詞に気を付けてください!という話でした。

あなたが子どもにこうなってほしい!と伝える時も同じですよね(笑)

昨日のブログの内容「リクエスト」を「承認」や「感謝の言葉」でサンドイッチすることも併せてトライしてみてください。

今日1日があなたにとって素敵な1日となりますように。

(^_-)てつ

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173.言葉のサンドイッチ

おはようございます。キッズのスペシャリスト、てっちゃんコーチです。

練習後のサークルミーティングでは、いいとこメガネだけでなくアドバイスメガネで人に直してほしい事も伝えるようにしています。

しかし、改善してほしい事(リクエスト)をあまりにもダイレクトに伝えると反発を生んでしまいます。

実は、相手がすんなりとあなたのリクエストを受け入れてしまう伝え方があります。

以前もお伝えしたことがありますが、覚えていますか?

 

それは、「言葉のサンドイッチ」です。

 

こうしてほしい!という「リクエスト」を「承認」や「感謝の言葉」でサンドイッチすることです。

例えば、「早く食べなさい!」ではなく、

「いつも好き嫌いなく何でも食べて嬉しいな。早く食べて食器を洗う時間が早まれば、絵本を読む時間が増えるね。いつもママの料理をおいしい!って言ってくれてありがとう!」

などです。

こんな風に言われると嬉しいし、絵本を読む時間も増えるし、片付けるのも早まるし、怒らなくてすむし、おいしく食べれるし、早く食べ終わるし、笑顔になるし、、、

「早くしなさい!」って怒る前に、

ん!?ちょっと待てよ!そういえば、言葉のサンドイッチがあったな!と思い出せるといいですね。

そのためには常日頃からとりあえず使ってみる!

そして反応を確かめるのがいいかもしれません。

次回は、接続詞について書いてみようと思います。

 

今日1日があなたにとって笑顔の1日になりますように。

 

(^_-)-☆てつ

 

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172.サッカーが上手いってどういうこと?

おはようございます。キッズのスペシャリスト、てっちゃんコーチです。

先日、サッカージャーナリストの小澤一郎さんの講習会に行ってきました。

お題は、「サッカーが上手いってどういうこと?」です。

最初にサッカーの定義がいろいろと紹介されていました。

その中で、なるほど!と思ったのは、FCバルセロナのフィジカル部門責任者である、

フランスセスク・セイルロさんの言葉の一部分。

 

「サッカーは社会的活動を伴うスポーツである」

 

確かに会社組織の中で同僚や上司、部下と一緒に協力してプロジェクトを進めることは、サッカーで仲間と力を合わせて守備をしたり攻撃したりしてゴールに進むことと同じ。

 

サッカーが上手い子は、仕事もできる人間になる!みたいな。。。

 

そして、

 

チームが掲げるプレーモデルがあるかないか

がとっても重要で、それがあるから選手もコーチも基準が持てる。

それがないと何がいいプレーで、何が悪いプレーかの判断がつかない。

自分がやりたいプレーしかしない選手に、こうしたらどう?と論理的に、かつ冷静に説明もできる。

 

さらに、プレーのパターンをたくさん増やすこと。それは、脳と身体の回路を繋ぐことであり、勉強と一緒である。と東大の大学院教授の言葉も紹介されていました。

 

サッカーが上手い子は、勉強もできる!みたいな。。。

 

保護者の皆さんに対するアドバイスも参考になりました。

それは、子どものプレーをビデオに撮る時は、我が子をズームで撮るのではなく、「引き」で撮りましょう!ということでした。

認知⇒判断⇒実行のプレーの流れを考えると、知りたいのは認知と判断の部分です。

何を見て、どう判断したからこのプレーに至った。という言語化をするためには、プレーの前と後を知る必要があり、そのためには引きで撮らなければ分からない。

いいプレーをした!とかミスした!などの目に見える部分ではなく、目に見えない部分を鍛えることが大切なんですね。

 

今日1日があなたにとって学びの多い1日となりますように。

 

(^_-)-☆てつ

 

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171.他人は自分

おはようございます。キッズのスペシャリスト、てっちゃんコーチです。

毎回、練習後と試合後にはサークルを作ってミーティング(いいとこメガネ)をやっています。

さて、「他人は自分」という考え方があります。

人の良い所は自分の良い所。

悪い所もしかり。

自分が大切にしていることや価値観を他人の中に見つけた時に、

いいな~と思うけど、実はその価値観は自分の中にもある。

いや、自分がその価値観を持っているからこそ、他人の中にそれを見つけることができるのです。

もし、持っていなければかすりもしないわけです。

子どもたちはもちろん気付いていませんが、いいとこメガネで人の良い所を発表することは、

潜在意識の中にある自分の良い所を発表していることになるのです。

そして、アドバイスメガネも同じ事なのです。

※アドバイスメガネでは、仲間になおしてほしい、もっとこうしてほしいという事を伝えます。

他人の嫌な言動を見付けてしまうのは、それが自分の中にあるからです。

アドバイスメガネで発表することは、自分自身に言い聞かせることでもあるのです。

他人を通して自分を知る。

 

いいとこメガネの神髄がここにあります。

今日1日があなたにとって幸せを感じる1日となりますように。

(^_-)てつ

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