209.他者の意見を受け入れる(3才児)

おはようございます。キッズのスペシャリスト、てっちゃんコーチです。

この1年間の年少さんの成長はとても凄いと感じています。

低学年には低学年の、高学年には高学年の成長があり、

それらは私たちコーチにとって一番うれしいものです。

年齢が低くなれば低くなるほど、成長の個人差が表れるものですが、

一人ひとりを見ても成長度合いにはびっくりします。

 

あれだけ自分とボールの関係性が強く、自分のボールを他の人に蹴られるのを嫌がっていたのに、

今では2人で1つのボールを奪いあい、1対1の練習をしています。

サッカー以外でも、成長を感じることはよくあります。

例えば、コーチに促されなくても自分でトイレに行ったり、水を飲みに行ったりできる。

これもコーチに指示命令されて動くのではなく、自分で考えて行動することの一歩となります。

また、自分と他者の関係性も理解し、協力することも少しずつ理解できるようになってきました。

試合前にみんなで円陣を組んで「エイエイ・オー!」もやっています。

試合では、ボールを奪いに行ったり、ゴールを守ったりとその時々で考えながらプレーしています。

 

でも1番の成長は、他者の意見を受け入れることができるようになっていることです。

練習でマーカーを円形に置くことがあります。

今まではコーチが置いていました。

しかし、最近では子どもたちに任せています。

もちろん「あーでもない、こーでもない」と言い合いはあるものの、

自分の意見を主張するだけでなく、他者の意見を聞いたり受け入れたりできるようになっているのです。

 

「自分の意見が全てではないし、自分の意見がいつも通るとは限らない」

 

それをサッカーで学べるってすごいと思いませんか?

サッカーを通して得るもの、その経験の蓄積は将来必ず役に立ちます。

 

彼らの20年後、30年後を見据えて、今の指導をしています。

 

今日1日があなたにとって有意義な1日となりますように。

 

(^_-)-☆てつ

 

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投稿者: 一場 哲宏

1973年3月29日生まれ、千葉市出身。日本体育大学に進学後、ドイツのケルン体育大学にて交換留学生として4年間サッカーの指導法を学ぶ。ケルンの街クラブで5・6才カテゴリーの監督を務めた。以降、イギリス・ロンドンの日本人向け幼稚園や湘南ベルマーレなど国内外で指導。2013年から6年間のFCしらゆりシーガルス監督を経て、2019年に一般社団法人伊勢原FCフォレストを設立。同代表理事。 指導者B級ライセンス、キッズリーダーインストラクター、幼稚園教諭一種、保育士、JAKC公認キッズコーチングエキスパートの資格を持つ。

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