270.てっちゃん!俺、審判やって文句言われた!

おはようございます。キッズのスペシャリスト、てっちゃんコーチです。

私たちのサッカー大会では、会場設営から大会運営まですべてを子どもたちがやります。

審判も例外ではありません。

審判は大人がやっても難しいです。

審判は経験値が重要で、やればやっただけ上手になるものです。

反則があったにもかかわらず、笛を吹くことができなかったり、

反則じゃないのに吹いてしまったりと、

反省と検証を繰り返して経験値を上げていくのです。

子どもたちは練習試合で審判の練習をさせてもらうこともありますが、

それでも子どもたちの経験値は低いのでたくさん失敗するわけです。

 

文句を言われて嫌な思いをするのです。

そこではじめて審判の大変さを知り、

審判に対するリスペクトの気持ちが生まれます。

自分がプレーヤーとして試合をしている時に、

審判に文句を言うなんてとんでもない!

ということが分かるのです。

 

ちなみにこの大会では、子ども同士で審判を教え合う姿もあります。

産業能率大学サッカー部の皆さんや向上高校サッカー部のお兄さんたちもお手伝いに来てくれています。

大学生や高校生が小学生に審判を教えながら大会をサポートする光景。

 

ほのぼのしています。

 

小学生から大学生までが関わる地域ぐるみのサッカー大会です。

 

今日1日があなたにとって素敵な1日となりますように。

 

(^_-)-☆てつ

 

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269.大会をサポートすると成長する件

おはようございます。キッズのスペシャリスト、てっちゃんコーチです。


私たちが主催するサッカー大会は、  

子どもたちの

 

子どもたちによる

 

子どもたちのための

 

サッカー大会

です。

なので大会を仕切るのは当然子どもたちです。

主に別の学年がサポートを行います。
例えば、5年生の部では4年生がサポート役。

3年生の部は6年生がサポートするような形です。  

サポートとは、

・グランド作り(コートにラインを引く、ゴールや本部設営、大山こまの土俵作り)

・開会式の司会進行

・大会本部受付業務 ・審判 ・星取表の記入

・カフェの経営(参加チームのコーチ陣にコーヒーやお茶菓子のサービス)

・大山こま大会の実施

・閉会式の司会進行

・後片付け などなどです。
  普通のサッカー大会は、開会式も審判も運営もすべて大人がやります。


普段は大会に参加すると試合をやるだけですが、 ここでは子どもたちがすべてを行います。  


プレーヤーではなく、運営側に立つ意味

  それだけに、子どもが自分で実際に大会を運営する立場に立つと、 保護者の苦労が分かるのです。

それはサッカー選手としてだけでなく、人間としての幅を広げることにもつながります。

経験値が上がり、思考が深くなります。

大会をスムーズに進行させるためには、 「今自分は何をするべきか」 を考えて行動しなければなりません。

ボールを蹴りたい!試合に出たい! でもその日は大好きなサッカーが出来ないので辛い思いをします。

目の前で試合をしてるのに、自分はできないのです。 体がうずうずします。

 

様々な立場を経験することで成長が約束される

大会に参加している子どもより、 大会を運営している子どもの方が間違いなく成長します。

応援したり、応援されたり、 サポートしたり、サポートされたり、 それが自然にできる子どもたち。  


「自分たちで作る大会」



とても素敵だと思いませんか?  


今日1日があなたにとって素敵な1日となりますように。  


(^_-)-☆てつ  


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268.対戦相手にアドバイス!?

おはようございます。キッズのスペシャリスト、てっちゃんコーチです。

 

昨日は対戦相手をほめる話をしましたが、今日はアドバイスを送るという話です。

 

この考え方も昨日と同様、相手も一緒にうまくなるという考えが根底にあります。

 

自分たちだけでなく、みんなが上達する。

みんで一緒に学び合って上達する。

「相手チームにアドバイスできる人は必ずうまくなるよ!」

 

という話を子どもたちにしています。

 

理由はこうです。

まず、アドバイスができるということは、相手チームがどのように戦っているのかを考えて分析しながらプレーしているということです。

 

「相手はパスを多くつないでくるチームだな。」

「フォワードの選手が足が速いからスペースに出してくるな。」

「バイタルエリアをあまり使ってこないんだな。」

 

例えばこんなことを分析できています。

 

そして、それを踏まえて

 

「パスは上手だからもっと積極的にシュート打ってくればチャンスが生まれると思います。」

「フォワードの選手に頼ってタテパスばっかりだと守る方は流れが読めるから、くさびを入れてタメを作る方法もいいかもです。」

「クロスの攻撃はとてもいいからバイタルを使えば僕たちは守りにくくなるかも」

 

これらは高学年と中学生の実際の会話の例です。

 

このように、アドバイスできるということは、

 

相手の戦い方を分析し、

 

次にどうするかを理論的に考え、

 

人に分かるように言葉で伝える。

 

こんなことができる選手は絶対うまくなりますよね!

 

ぜひやってみてください。

 

今日1日があなたにとって大切な1日となりますように。

 

(^_-)-☆てつ

 

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267.なぜ、対戦相手をほめるのか?

おはようございます。キッズのスペシャリスト、てっちゃんコーチです。

私たちの主催するサッカー大会の特徴の一つに

 

「合同ミーティング」

 

があります。

 

ハーフタイムに相手チームと一緒にミーティングを行うのです。

そこで、相手チーム・相手選手の良かったプレー、印象に残ったプレーなどをお互いに伝え合うのです。

なぜそんなことをするのでしょうか。

 

それは、この大会に参加している選手たちは

 

「みんなでうまくなる」

 

という考え方が根底にあるからです。

 

もちろん、サッカーでは相手の弱点を見極めてそこを狙うという側面もあります。

それは否定しませんし、むしろ賛同します。

 

と同時にこの大会では対戦相手を「仲間」と捉えています。

 

相手の良いプレーをみんなの前で発表し、みんなで拍手をプレゼントする。

 

例えば、

 

「相手の10番がドリブルがとてもうまくて止められなかった」

 

「9番と11番が自由に動き回るのでマークできず、守るのが大変だった」

 

こんなコメントを相手チームから言われるのです。

思わず笑顔になってしまいますよね(笑)

 

過去にはこんな選手もいました。

試合中、その彼は自分の思い通りにプレーできなかったのか、とてもイライラしていました。

顔もひきつっています。

しかし、その選手は合同ミーティングで個人的に何度もほめられました。

1度ほめられ、2度ほめられ、連続して3度もほめられました。

そして最終的には笑顔になりました。

少しかっこつけてたのに、あれだけみんなの前でほめられたら笑顔になるしかないですよね。

 

 

チームとしても、

 

「短いパスや長いパスを使っていてとても上手だった」

 

「みんなで声を出し合っていてとても良いチームだと思いました」

 

などを言われると嬉しいしハッピーな気持ちになります!

 

人の良い所に目を向けて、認めて、伝える。

 

そんなことが当たり前になり、習慣になればいいなと思っています。

だから毎回「いいとこメガネ」もやっているのです。

サッカーを通してこんなことをいつもやっています。

 

ほめられて、

 

笑顔に変わる瞬間の顔

 

を見ると嬉しくなっちゃいます。

サッカーコーチをやっていて幸せを感じる時です。

子どもたちに感謝です。

 

今日1日があなたにとって笑顔の1日となりますように。

 

(^_-)-☆てつ

 

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266.睡眠(寝る子は育つのか?)

おはようございます。キッズのスペシャリスト、てっちゃんコーチです。

昔からのことわざに「寝る子は育つ」がありますが、最近の子どもはどうなのでしょうか。

体が育つために分泌される成長ホルモンは寝ている間に脳から分泌されます。

しかもしっかりと熟睡している状態(ノンレム睡眠時)に多く分泌されます。

睡眠中は常にレム睡眠とノンレム睡眠を繰り返します。

当然長い時間寝た方がノンレム睡眠の回数も多くなり成長ホルモンもたくさん出るのです。

しかし、それだけではありません。

脳は睡眠中に記憶の整理をしています。

必要な情報と消去すべき情報を振り分けているのです。

睡眠時間が足りないと、大切な情報も記憶として定着させることができないというわけです。

このように睡眠を通して私たちは、体の疲労を取るだけでなく、成長ホルモンの分泌、情報の整理などを行っているのです。

睡眠をおろそかにするといい事は何にもありませんね。

あなたの子どもは、睡眠足りていますか?

そしてあなたも。。。

がんばりすぎていませんか?

さあ、今日の夜は早く寝ましょうzzZ

 

今日1日があなたにとって大切な1日となりますように。

 

(^_-)-☆てつ

 

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265.長期休みで成長に差が出る

おはようございます。キッズのスペシャリスト、てっちゃんコーチです。

昨日は休息の大切さをお話しました。

平日の練習は2~3回、週末1回がヨーロッパのスタンダードで、日本人はどうしてもオーバーワークになりがち。という話でした。

休息がないと体は超回復の効果が出せず、疲労がたまっていきケガのリスクが高まる。

体だけでなく心もやはり同じように休むことが大切で「サッカーやりたい!」という気持ちを練習で出すほうが成果もでることでしょう。

 

ここで特に強調するべきは、夏休みなどの長期休みの期間です。

基本的にはサッカーにはシーズンとシーズンオフがあります。

特に日本の夏は「暑い!」

熱中症の話題も常にメディアで取りざたされています。

ヨーロッパでは夏はシーズンオフなのでサッカーは1カ月ほどやりません。(クラブによります)

その期間はサッカーから離れて家族と過ごし、様々な体験をして心も体もリフレッシュして成長するのです。

長期休みが明けるとみんなの身長がものすごく高くなっていて、体もしっかりしている。(ぽっちゃりしている子もいますが。。。)

夏休みが終わってみんなに会うとびっくりします。

とは言え、日本では冬場がシーズンオフになるのでしょうか。

小学生時代はオフシーズンってないですよね。。。

もちろん、クラブによりいろいろな状況・環境があるのも理解できます。

しかしながら、子どもの成長を第一に考えて活動をすることが望ましいです。

活動するとしたらその内容は考えるべきでしょう。

例えば夏にしかできないサッカー以外のことはたくさんあるはずです。

気温が上がる日中に活動しないで時間をずらすという方法もあります。

そんな中、夏は活動しない!サッカーはやらない!と決めているチームが日本でも増えてきたようです。

子どもにとって何が一番いいのかを考える必要がありそうですね。

 

今日1日があなたにとって大切な1日となりますように。

 

(^_-)-☆てつ

 

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264.休息について

おはようございます。キッズのスペシャリスト、てっちゃんコーチです。

キッズ年代から中高生にかけての成長期において「休息」は体を作る上でとても大切です。  

休む事は練習の一環です

  練習の負荷によって疲労が一時的に溜まります。

しかし、休むことによって体が回復し、元の状態よりもさらによくなる「超回復」の期間へと入ります。

グラフで言うと波を打つようにして右肩上がりに成長していくイメージです。

練習⇒休息⇒回復⇒超回復

そしてまた、

練習⇒休息⇒回復⇒超回復

の繰り返しです。

この繰り返しのポイントは「休息」がないと「回復」もないし、「超回復」にも至らないということです。

それどころか、休息がないと成長曲線の連続カーブがどんどん右肩下がりとなり、下降していきます。

ヨーロッパのクラブでは、平日に2回ほど練習し、週末に1日試合があるという流れがほとんどです。

日曜日にリーグ戦がありますが、日本のように土曜日にも活動が入ることはあまりないのがスタンダードです。

平日に週2回の練習では物足りないと感じてしまいますが、そんなことはありません。

逆にこの時期に練習をやりすぎるとオーバーワークとなり体が成長しません。

しかも、疲労がたまっていくので良いパフォーマンスは出せないでしょう。

更に最悪の事態も考えなければなりません。それはケガのリスクが高まるということです。

子どもはもっとサッカーをやりたい!という気持ちがいっぱいの場合もあるでしょうが、そこは大人がある程度コントロールするべきです。  

「サッカーをやりたい!」という気持ちを練習で爆発させる




  毎日練習してお腹いっぱいの状態になるよりも、休みをしっかり取り平日の練習で爆発させる!


練習のない日にはサッカー以外のことをやったり、公園などで友だちとボールで遊ぶ。 一人でも仲間とでもボールで遊ぶことはできますからね。

ヨーロッパで6年間指導の現場にいた私は、その方が自然な流れかと思いますがあなたはどのように考えますか。  

今日1日があなたにとって楽しい1日となりますように。  


(^_-)てつ  


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263.心技体⇒体⇒補食

おはようございます。キッズのスペシャリスト、てっちゃんコーチです。


心技体の体は、姿勢、遊び、補食から構成されています。


体を作る大切な要素の1つに食事があります。

キッズ年代から中学高校生にかけて食事のとり方は本当に大切です。

もちろん、「休息」と「睡眠」も大切ですが今日は「食事」についてです。

高学年になると練習でも試合でも自分でおにぎりを握って持ってくるようになります。


 

「自分のことは自分でする」


  それが前提にありますし、  


「自分の体は自分で作る」



  という意味でもなるべく親に頼らずに自分でやらせるようにしています。  

平日の練習が終わったら帰る前にパクッと食べる。

そして、家での夕飯は軽く済ませてできるだけ早く寝る。

練習後、何も食べずに我慢して家に帰り、夕飯をたくさん食べてすぐ寝るというのはできるだけ避けたいですね。

運動後30分以内に食事を取ることはスポーツ界では常識となっていますし、

食べ物を消化する時間も考えるとやはり前者の方が良いでしょう。  

子どものおにぎりを見ているとこれがなかなか面白いです。

色々なふりかけがかかっていたり、混ぜご飯であったり、中にはおかず的なものが入っているものもあり、工夫されています。

高学年、ジュニアユースは練習時間が遅く、帰宅時間も遅くなります。

体のケアを自分でする習慣。自分の体を自分で作る習慣を補食というアプローチで取り入れています。

あなたのクラブではどのような取り組みをしていますか?

情報交換よろしくお願いいたします。  

今日1日があなたにとって健康な1日でありますように。  


(^_-)てつ  


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262.鬼ごっこで道徳性を育む

おはようございます。キッズのスペシャリスト、てっちゃんコーチです。

鬼ごっこで道徳性!? どういうことでしょうか。

もちろん、鬼ごっこだけでなく普段の練習でも道徳性を高めることができます。

特にキッズ年代の鬼ごっこにおいては、そのチャンスがたくさんあります。


なぜなら、いざこざやケンカがすぐに起こるからです。

原因はだいたいルールを破る子どもが出てくることにあります。

鬼に捕まりたくないからルールを破ってしまうのです。

例えば、鬼にタッチされたら氷になる「氷オニ」では、タッチされても知らんぷりして走り続ける子がいます(笑)

また、鬼にタッチされたら手をつなぐ「手つなぎオニ」でもタッチされたのに手をつながずに逃げまくる子が出てきます(笑)

他には逃げる範囲が決まっているのに、その範囲の外にまで逃げ出してしまう子もいます。

そこで、



「コーチ!〇〇君が捕まったのに氷にならない!」



「〇〇君が捕まったのに手をつながない!」



「〇〇君がすごい遠くまで逃げちゃう!」



などの会話や文句の言い合いがあればチャンスです。

みんなを集めて鬼ごっこのルールを確認します。  

ルールを破ると鬼ごっこは面白いのか、   それとも、つまらないのかを質問すればいいのです。    

そこでルールは自分たちが楽しむためにあることを知るのです。


  これは電車やバスのマナーにもつながります。


学校やクラスや家族の中での約束も一緒だという話もできるはずです。  

せっかくルールを破る子どもが出てきそうなのに、それを事前にストップしてしまうと話をするチャンスを逃してしまいます。




子どもたちの言葉や様子を観察することが大切です。

もちろん、時と場合によって子どもの動きをコントロールする必要もありますので、タイミングを見計らってアプローチしたいですね。


まとめると、、、


鬼ごっこにはトラブルがたくさんある。 だからこそ、「ルールの意味」を確認できる。

みんなが楽しむためにはみんなでルールを考える必要がある。
逃げる人、追いかける人、両方の立場に立って考えてみる。

これらは社会に出たときのルールやマナーや約束にもつながる。
以上、「鬼ごっこで道徳性を考える」でした。  

今日1日があなたにとって楽しい1日となりますように。  

(^_-)てつ  

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261.遊び→(鬼ごっこ)

おはようございます。キッズのスペシャリスト、てっちゃんコーチです。

遊びの大切さは昨日触れました。練習のスタートとして遊びの要素がある鬼ごっこは最適です。

ウォーミングアップの要素も含んでいます。

最近では、子どもの頃に鬼ごっこを経験することなく中学生や高校生になるという話も聞きます。

すると、どうなるか。

鬼に捕まりたくないからやらない。。。

走りたくない。。。

めんどくさい。。。

えっ!?(汗)

と耳を疑いたくなるような話も聞こえてきます。

鬼ごっこは様々なバリエーションがあり、様々な能力を育むことができます。

例えば、

・リーダーシップ、フォロワーシップ

・走力、瞬発力、持久力

・アクション、リアクション、反応スピード

・観る力(相手、味方、スペース)

・危機管理能力

・身のこなし(コーディネーション)

・協力、コミュニケーション力

このように、体だけでなく社会性や協調性に加え、道徳性も育むことがでます。

なぜ、道徳性か???

これはまた明日。

今日1日があなたにとってハッピーな1日となりますように。

(^_-)-☆てつ

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