31.JFA芝生プロジェクト×加藤さん

おはようございます!キッズスペシャリスト、てっちゃんコーチです。

今日はJFAグリーンプロジェクトを10年以上継続している神奈川県小田原市のSKJ-FCの取り組みの話です。

先日、SKJさん主催の第18回イーストリバーカップU9があり、しらゆりの3年生が参加してきました。

場所は神奈川県小田原市の下府中小学校です。この学校の校庭は、、、

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そうです。天然芝なんです!!!

この日は12チーム、150人の子どもたちが芝生の上でサッカーを楽しみました。

10年前から校庭の芝生化に取り組み、今までかなりの苦労があったと聞いています。

それでもあきらめずに、継続して取り組んできた加藤さんを尊敬します。

とても暑い日でしたが、天然芝の上だと時間が経つのも忘れて、寝っ転がったりボールを蹴ったりして過ごしました。

加藤さんは言います。

芝生とサッカーでもっとつながりたい!

小田原市の街クラブが、たくさんのサッカーファミリーに芝生を通して幸せを届けています。

私はこのクラブをこれからもずっと応援していきます!!!

ありがとうございます。

協力: SKJ-FC 加藤 智晃

 

芝生化に興味のある方は、加藤さんまで連絡を取ってみてくださいね!

SKJ 加藤さんのFacebookページ

 

今日もあなたにとって素晴らしい1日になりますように!

(^^)/て

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30.なぜ、今、人間力なのか?②

おはようございます!キッズのスペシャリスト、てっちゃんです。

今日も昨日に引き続き、人間力の話です。

今まで求められていた人間力は、

 

言われたことを忠実にやること

 

でした。

では、これからはどうでしょうか?

もうすでに、グローバル化の波は押し寄せ、人工知能、自動化、センサー、全てのものがネットに繋がる状態になってきました。

これは何を意味するのでしょうか?

そうです。単純作業はロボットか、人件費の安い所がやるわけです。

 

職が奪われる

 

これは本当でしょうか?

ある意味では本当だと思います。

今の子どもたちが社会に出る頃には、確実に社会情勢、仕事のあり方は変化しています。

今ある職業は無くなり、新しい職業が出来ていることでしょう。

私たち大人(保護者)はそれが分かっています。

分かっているのに、なぜ今行動しないのでしょうか?子どもを路頭に迷わせるか否かは、保護者の行動にかかっています。

さて、そのような社会において必要なのはどのような力でしょうか。

それは、

自ら考え、行動する力

問題を解決する力

人とコミュニケーションを取る力

創造する力

等々です。

つまり、言われたことをやるだけではなく、自ら思考し、協同し、チャレンジする力が求められているのです。

実は、サッカーでそれらの力を育むことが出来ます。

それは、

 

サッカーというスポーツが「社会の縮図」と同じ

 

だからです。

 

それでもなお、あなたはサッカーの指導現場で、指示命令を出し続けますか?

もちろん、ボトムアップだけでなくトップダウンも必要です。

子どもだけの発想には限界があり、特に依存状態にある育成年代においては、戦術をしっかりと教え込むことも時には必要です。指示命令を出すこともあります。

私たちしらゆりのコーチ陣は、選手の成長、サッカーの指導方法を常にコミュニケーションを取りながら勉強しています。そして、子どもたちと一緒に取り組んでいます。

あなたのクラブでは、子どもたちの何を育成しようとしていますか。

しらゆりでは、

サッカーだけではない所が指導理念の柱となっています。

 

 

サッカーというスポーツは、決められたポジションごとの役割があるものの、一人ひとりの自主性がパフォーマンスに大きく関係しています。

私たち大人は、子どもたちの将来を見据えて、今、何が出来るのかを考えなければならないのです。

「サッカーは社会の縮図」については、また後日お伝えします。

 

では、今日もあなたにとって新しい発見のある素敵な1日となりますように!

(^-^)/て

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29.なぜ、今、人間力なのか?①

おはようございます。キッズのスペシャリスト、てっちゃんコーチです。

今日は、なぜ今人間力なのか?の話です。

これは、今まで求められていた人間力と、これから求められる人間力の違いを明らかにする必要があります。

今回の①では、今まで求められていた人間力について考えていきましょう。

結論から言うと、

「言われたことをどれだけ忠実にやるか」

ということが求められていました。

教育でも社会でも同じです。

特に、「体育」と「スポーツ」の違いは明らかです。

「スポーツ」は楽しく体を動かすという原点からスタートしているのに対し、

「体育」は体を鍛えるという側面が非常に大きかったのです。

高度経済成長の時代においても体力のある、働くことのできる丈夫な体が求められていました。

そこでは、自分で考えて行動するという主体性などは必要とされていませんでした。

会社での仕事内容でも上司に言われたことをどれだけできるか。会社の歯車として働くことがサラリーマンの一般的な考え方でした。

学校でも会社でも、

出る杭は打たれる

ということです。

日本人は人と違うことを恐れ、みなと同じだと安心し、平均というものを一つの安心できる指標としていました。

それは今でも日本人の国民性として注目される要素になっています。

平均、皆と一緒、同じ考え、同じスタイル、、、などを土台として私たち日本人は高度経済成長期を突っ走ってきました。

そしてバブル崩壊後、ネットが地球を小さく、狭くしました。あらゆる世界中の情報を手に入れることができるようになり、足を運ばなくても買い物ができ、どこでも仕事ができるようになり、車は自動運転になってきています。ロボットやAIが私たちの生活をすごいスピードで変えているのです。

もはや、将来の発展は予測不可能になり、言われたことをただやっているだけの人間(特に日本人)は、労働力としては必要なくなりつつあります。

間違いなく、今の子どもたちが社会にでるころには、「できる人間」と「できない人間」の二極化が進み、職業にも影響していることでしょう。

平均値で良かった。人と同じで良かった。言われたことをやるだけで良かった。これらの人間力は過去のものとなり、こらからは今までとは違う人間力が求めらているのです。

この続きは、また明日!

参考:江田 靖史 氏

今日1日があなたにとって笑顔溢れる1日でありますように!

(^^)/て

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28.氷オニと2人の若者(食事中の方は読まないで下さい)

おはようございます!てっちゃんコーチです。

今日は、ある2人の若者の勇気ある行動と氷オニの話です。

キッズ年代では、ウォーミングアップを兼ねて鬼ごっこをよくやります。

中でも人気があるのが氷オニです。鬼にタッチされた人は氷になって動けなくなる。

他の人がタッチをしたら(氷が融けるイメージ)また動いて逃げることができる。というルールです。

鬼にタッチされないように逃げるのはもちろん、氷になって動けなくなっている人(困っている人、助けが必要な人)を助けることができるかどうかがポイントです。

鬼ごっこが終わった後に、もし街で困っている人がいたら助けてあげてね!な~んて話もします。

さて、先日私は駅のホームで乗り換えのための電車を待っていました。時間は、夜11時半過ぎ。

ふと気付くと、近くに泥酔して倒れているおじさんがいる。飲み過ぎて、嘔吐し、駅のホームもスーツもズボンも汚れてる。。。

大丈夫かな~?このおじさん。

他の人たちも私と同じように心配そうに見ていたり、見て見ぬふりして立ち去ったり。

そこに、2人の若者が寄ってきて声をかける。それだけでなく、自販機で水を買い与える。

お~!すごい若者たちだ!

おじさんも意識はあるようだ。

私は電車が来たので、乗ることにする。何しろこの電車を逃すと更に帰宅が遅くなる。

若者たちは、1人がおじさんに声を掛け続け、もう1人は駅員を呼びに行った様子。

若者たちの行動は称賛に値する。

私は電車に乗りドア付近に立って、流れていく夜景を眺めながら、若者と自分を比べてみたりする。

若者 = 立派

自分 = 最低

鬼ごっこで子どもたちに、街で困っている人がいたら助けてあげてね~!

な~んて話している自分を思い出す。(自己嫌悪)

まあ、もし今度そんな人がいたら声をかけよう!と電車のドアに寄りかかりながら、心に誓ってみたりする。

その5秒後、

同じくドア付近に立っていた目の前のお兄ちゃんが、

足元に

吐いた。。。😫

そして、私は、その場を立ち去った。。。

あれっ!?今度そんな人がいたら声くらいかけよう!って心に誓ったはずなのに。。。

(また自己嫌悪)

次こそは。。。

今日1日があなたにとって自分を認めて、労える1日でありますように!

(^^)/て

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27.成果(結果)を上げるには、まず○○の質を上げよ!

おはようございます。キッズのスペシャリスト、てっちゃんコーチです。

今日は、良い結果を得るためには何からスタートするべきかの話です。

あなたは、ワールドカップで日本が大活躍した原因をいくつか挙げるとすると何だと思いますか?

 

もしかして、日本代表の躍進もこれかな!?って思ってしまう内容です。

 

 

さて、あなたが結果を出したいと思った時、以下の①~④のどこからスタートしますか?

 

①結果の質

②関係の質

③思考の質

④行動の質

 

これは、マサチューセッツ工科大学のダニエルキム氏が提唱する”組織の成功循環”の考え方です。

まず、悪い循環の場合はこのようなサイクルとなっています。

 

①結果 良い結果が出ない

②関係 対立

③思考 失敗を避ける

④行動 消極的

①結果 更に結果が出ない

 

これに対して、良い循環の場合はこのような流れになっています。

 

②関係 対話、尊重

③思考 良いアイデア

④行動 挑戦、助け合い

①結果 成果を実感

④関係 信頼関係向上

もうお分かりですね!

そうです。結果を出すには、まず②の『関係の質』がスタートなのです。

ハリルさんから西野さんに監督が変わって、2か月ほどで結果を残せた理由の1つに、監督と選手たちとの関係の質が作用しているのかもしれませんね。

これは、チームに限らず、グループや会社の組織などでも同じことだそうです。

あなたの所属するチームや組織も『関係の質』からスタートしてみてはどうでしょう!?

 

 

参考 : 世界に通用する指導力育成コーチ 倉本和昌氏

 

今日もあなたが組織の中で輝く素敵な1日になりますように。

(^^)/て

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26.日本人の精神性③ ~サッカー× 民族性×歴史~

おはようございます✨てっちゃんです♪

昨日の続きです。しらゆり招待は、相手チームに良いところやアドバイスを伝える大会。なぜなら、自分たちだけでなく、相手チームも一緒にうまくなる!というコンセプトがあるからです。

オランダにおける、しらゆり招待のコンセプトの受け取り方は、さまざまでした。

もちろんサッカーは戦いなのに、自分たちが不利になるようなことをなぜ言うのか?という氣持ちも分かります。

しかし、賛同してくれた指導者もいました。

 

その中の一人はこう言います。

 

今の世の中、人をリスペクト(尊敬)することが少なくなった。サッカーにおいてもトップレベルはもちろん、我々グラスルーツのカテゴリーでも人をリスペクトしなくなりつつある。その意味では、この対戦相手のことを考えて合同でミーティングするというのは新しい発想だ。普及、育成の年代からこのような取り組みをしていく必要があるのではないだろうか。

 

さらに驚くべきことに、、、

 

このようなコンセプト(考え)が浸透していけば、争いが無くなるかもしれない。と。。。

 

国境が陸続きで、争いの中で歴史が作られてきた国々。

海に囲まれ、独自の平和文化を継承してきた日本。

 

戦国時代においても、敵に塩を送るくらいですから。(真実かは分かりません)

聖徳太子も、「和を以て貴しとなす」と十七条憲法で和の精神を示唆していますし。(詳しいことは分かりません。。。)

 

しらゆりは、サッカーを通して人間力を高め、磨きをかけることを活動理念として掲げています。

 

FCしらゆりシーガルス

 

すべてのサッカーチームがしらゆりのようになってほしいとは全く思っていません。それは不可能だし、いろいろなコンセプトを持って活動していくチームがあった方が、お互いに刺激を受けながら成長できます。

様々な考え方があり、勝利こそ全て、勝つことで学ぶことがある!という考えも否定しません。

もちろん、しらゆりだって勝たなくていいわけではありません。何のためのスポーツかと問われれば、マルかバツかという二項対立ではなく、いろいろな考え方がリンクしていると言ってもいいでしょう。

ですが、サッカーを通して、人間性を高めよう!と活動するしらゆりのようなチームがあってもよいのではないでしょうか。

いえ、増えていくことが日本の未来につながると思います。

 

私たち日本人は、自分たちのアイデンティティー(主体性、自己同一性)に自信を持ち、自己肯定感を高めながら周りと協調して成長していくことができます。

日本人の精神性の高さは、様々な分野で世界中から注目の的となり、世界の平和をリードしてくことになるでしょう。

今回のロシアワールドカップの日本のピッチ内外での活躍から、そんなことを考えているてっちゃんでした。

 

P.S. 日本の歴史を勉強しなきゃな。。。

 

今日1日が、あなたと周りの人々の心をつなぐ、大切な1日でありますように!

(^^)/て

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25.日本人の精神性② ~しらゆり招待inオランダ~

おはようございます!キッズのスペシャリスト、てっちゃんコーチです。

今日は日本人と外国人の精神性の違いがサッカーとどのように関係するかの話です。

しらゆりでは、以前も書いているように、

自分たちと一緒に相手チームもうまくなる

ことを考えています。低学年では特に練習試合を組んだ時、一緒に鬼ごっこや合同練習をして交流を図ります。試合も対抗戦だけでなく、相手も味方もミックスしてチームを作り、試合を楽しみます。

しらゆり招待サッカー大会では、ハーフタイムに相手と合同ミーティングをやります。相手の良い所をお互いに伝え合うのです。さらにもっとこうしたらいいよ!とアドバイスまで送ります。

これは、日本ならすんなりとできます。

なぜなら、

他人を活かすことで自分も活かされるという「和の精神」

が日本人の土台となっているからです。

外国ではどうでしょうか?

3月にしらゆりの5、6年生がオランダ・ドイツ遠征に行きました。

そして、オランダでしらゆり招待サッカー大会を開催してきました。

オランダ人にとっても初めてとなるハーフタイムの「合同ミーティング」

サッカーを国技とするオランダにおいて、

“自分たちだけでなく相手も一緒にうまくなる”

という考え方は、はたして受け入れられたのでしょうか???

結論から言うと、、、

理解し、賛同してくれた人はいたが、全く理解できない人もいた。

といった所でしょうか。

サッカーを国技とするオランダ人、基本的には個人主義の欧米人にとって、なぜ相手チームの良い所を発表しなければいけないのか。さらになぜ相手にアドバイスまで送る必要があるのか。サッカーは戦いであり、相手を負かすスポーツ。なぜ、自分たちが不利になるようなことをわざわざしなければならないのか。

ごもっともです(汗)

しかし、中には心から賛同してくれた指導者もいました。

明日は、しらゆり招待のコンセプトに賛同してくれた指導者の感動的なコメントをお伝えします!

お楽しみに~♪

今日もあなたにとって素晴らしい1日になりますように。

(^^)/て

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24.日本人の精神性① ~オフザピッチ~

おはようございます!キッズのスペシャリスト、てっちゃんです。

今日は日本人の精神性の高さについての話です。

ワールドカップでの日本代表の戦いぶりが世界で称賛されています。優勝候補のベルギーをあそこまで追い詰めたのだから当然かもしれません。

そして、世界中の人々を驚かせているのは、プレーだけでなくピッチ外での日本人の振る舞いです。

日本のサポーターは、試合会場で日本が勝っても負けてもゴミ拾いをしている光景が報道されています。

さらに、

日本代表の選手、スタッフたちも自分たちが使ったロッカールームをきれいに掃除してロシア語でスパシーバ(ありがとう)の手紙や折り鶴を残したそうです。

 

日本人選手 ロッカールーム

 

また、昨年はサッカーの大学生日本代表が現地の公園をゴミ拾いするという報道もされていますね。その理由は至ってシンプル。

公園は子どもたちが遊ぶ所だから。。。

 

日本大学生代表 台湾の公園をゴミ拾い

 

私は、以前ブラジルに行った時、人々が平気でゴミを道に捨てているのを見てカルチャーショックを受けました。ゴミを道端に捨ててはいけない!という日本人としての私の考え方(モラル)は一蹴されました。

 

彼らは言います。ゴミ清掃員たちの仕事を俺は作ってやってるんだと。。。

 

郷に入っては郷に従え

 

ということわざがありますが、これは私には、到底受け入れられませんでした。。。

 

ところで、日本人が持っている「おかげさま」の精神や、人を活かすことで、自分も活かされる「和」の精神は外国にはあまり見られません。

人の為に考え、行動し、与えることが結局自分にも返ってくることを我々は知っています。

日本人は、「平和ボケ」していると世界から言われています。これは事実です。日本人は、本当に世界の平和を願うことができる民族なのです。

対して、諸外国の人々は良い悪いは別として個人主義です。そして、世界の平和ではなく、まずは自分、そして、自分の国の国益を考えます。

話が大きくなりましたが、サッカーについてもどうやら同じことが言えそうです。

この話の続きはまた明日!

ワールドカップや世界の国々でゴミ拾いができる精神性の高い日本人。

私は日本人であることを誇りに思います。

 

今日もあなたにとって幸せな1日になりますように。

(^^)/て

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23.欠席届、その意味とは?

おはようございます!てっちゃんコーチです。

今日は、子どもたちが自分で書く「欠席届」についてです。

しらゆりでは、練習や試合をあらかじめ休むと分かっている場合には、子どもが自分で欠席届をコーチに提出します。

1学年で20人~30人いますので、子どもたちが次から次へと「コーチ!この日とこの日は休みます!」って言われても覚えられませーん。。。(泣)

ですから、紙に書いてきてもらい、提出するわけです。

でも、実は他にも狙いがあります。。。

決まったフォーマットは特にありません。

出来れば、家族で出かけるとか、プロレスを見に行くとか(笑)

理由が書いてあると良いですね!

__________________

てっちゃんコーチへ

〇月〇日の試合は、△△のために休みます。

よろしくおねがいします。

学年

氏名

__________________

だけでもいいんです。伝えたいことを1枚の紙にまとめる。低学年でも保護者に助けてもらいながら、自分で書いてコーチに提出します。

これが将来、社会に出たときに役に立ちます。

人に何かを伝える時に、必要な事を分かりやすく、シンプルに書く。学校で作文を書くこともあります。大学で論文を書くこともあります。あるいは、会社で企画書を提出することもあると思います。

何を伝えるのかを考える。

紙のどこに何を書くのかを考える。

日本語を正しく書く。

文字を丁寧に書く。

習った漢字を使う。

単なる欠席届ですが、いろいろな気づきや学びがあるのです。

もちろん、全く何も分からない状態でいきなり書けって言われても無理ですよね。

学年にもよりますが、保護者と何度か書いていると分かってくるものです。

中には絵を描いてくれたり、シールを貼ってくれたりしている可愛らしい欠席届もあります。

オリジナリティーがあって、それはそれでいいなって思います。

名前が書いてなくて、あれ!?これ誰だっけ?というのもたまにあります(笑)

ビリビリになった紙の切れ端に書いてくる子もいれば、しっかりとした紙に書いてくる子もいます。

さらに、大切な事は他にもあります。

欠席届を渡すタイミングです。どのタイミングでコーチに渡すのかも配慮が必要です。今は忙しいかな?大丈夫かな?という “間” を見極めることも大切です。

渡す時に、「コーチ、はい、コレ!」と片手で渡す子どもがいますが、そういう子はやり直し。片手で渡すのか、両手で渡すのかについても、社会に出た時のことを念頭に置いています。そんなちょっとした仕草の積み重ねが人生を大きく変えていきます。

今日1日があなたにとって心も体もハッピーな1日でありますように!

(^^)/て

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22.キッズ年代は根っこ作り

おはようございます!キッズのスペシャリスト、てっちゃんです。

世界3位のベルギーを相手に日本がここまで戦えるとは、誰が予想したでしょうか。受け身にならずに、みんなで攻めにいく素晴らしい戦いぶりに感動しました。

今回のワールドカップでは、ベスト16まで来ましたが、私たちキッズの指導者がしっかりと日本人を育てていけば、その先にいくことができると確信しました。

さて、以前湘南ベルマーレで巡回授業を通してサッカーの楽しさ、心の大切さを伝えてきたことを書きました。今日は、キッズ年代の指導がなぜ大切なのか。そして、ベルマーレでの活動で気付いたことが私の活動の原点になっているという話です。

私は、毎日必ずどこかの幼稚園・保育園・小学校に行き、サッカーのレッスンをしていました。サッカーを通して思いやり、協力、感謝などの美徳※1を伝えてきました。

そこで気付いたこと。。。

それは、学年が低ければ低いほど美徳など目に見えない大切な事は心に入る。学年が上がるとすでに人格の一部が形成されており、恥ずかしさや照れも重なり、なかなか心に入らない。という事です。

言ってみれば当然の事なのですが、7シーズンの自分の経験から確信しています。

サッカーを通して心にアプローチをすることの大切さ、そして、それはキッズ年代からスタートするべきだ。との考えから今に至ったわけです。

サッカーの指導はどのカテゴリーもそれなりの難しさがあります。特にキッズ年代の指導は、その子の人生の根っこ(土台)を作るものなので、責任重大です。

心の柔軟性があるうちに、人生を生きていくうえで大切なことを伝えていかなければなりません。もちろん、サッカーの技術・戦術も大切です。オンザピッチとオフザピッチ、サッカーとサッカー以外のこと、その両輪をバランスよく回せるように促していきたいものです。

私は、働きながら保育士や幼稚園教諭の免許を10年かけて取得しましたが、それは先生になるためではありません。(イギリス、日本でお世話になった幼稚園の先生方、スミマセン。。。)

サッカー界におけるキッズのスペシャリストになるためです。

更に精進し、努力を続けていきます。このブログでも、キッズ年代を担当しているコーチたちが、少しでも何かに気づき、現場に活かしてもらえたらと願っています。

サッカーやスポーツを通して、世界中の人々が笑顔・健康・幸せになれるよう、今後も更に頑張ります。

ワールドカップで日本がトップレベルになり、世界中から日本人の和の精神が称賛されるように、今日からまた力を合わせて皆さんと一緒に成長していきましょう!

サッカー日本代表、ありがとうございます。勇気と感動をもらいました。

今日1日があなたにとって志を立てる大切な1日となりますように!

(^^)/て

※美徳:人間が本来持っている美しい徳、よい行いのこと。思いやり、協力、感謝、尊敬、自己主張、忍耐、和、などのこと。

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