おはようございます。キッズのスペシャリスト、てっちゃんコーチです。
今日は、「教える」ことと「学ぶ」ことの関係性を一緒に探っていきましょう。
今回は、教える側、つまりコーチや先生にフォーカスしていきます。
日本において「教える」とは、コーチ(先生)が知識を子どもに伝えることと定義できるのではないでしょうか。
子どもは知識を暗記する。そしてテストではどれだけ暗記できているかがチェックされる。
サッカーでは、コーチが子どもにひたすら技術やら戦術やらを教えている。
その方法は、「一方通行」「一斉授業」「一斉教育」と表現されます。
コーチ(先生) ⇒ 子ども
という矢印です。
そしてそれは、何も学校教育に限った話ではありません。
会社の研修や社会一般でも同様であると言うことができます。
コーチや先生が子どもに一生懸命何かを伝えようとしている姿。
これって見栄えがいいですよね。。。
何もそれが悪い訳ではありません。
むしろ必要な時だってあります。
基礎基本は教えなければいけませんからね。
でも、教えるスタンスがずっと一方通行だと、
誰のためなの?となってしまいます。
ところで、私が尊敬する人物の一人にソクラテスさんという人がいます。
そう、あの古代ギリシアの哲学者です。
彼は、“問答法” や “助産術” といった対話者との
「共同の探求」
という形を取っていました。
つまり、それは、
相手に質問することで自ら考えさせ、
共に答えを探そう!
というスタイルなんです。
そして、最も興味深いのが以下の点です。
-
教える側も間違いを犯すことがある。
-
間違えることもプロセスの一環である。
どうですか?
これは一方通行ではなく、矢印が双方向に向いています。
コーチ(先生) ⇔ 子ども
教える側 ⇔ 学ぶ側
つまり、コーチは子どもより偉くもなんともない。。。
共に学ぶ仲間と言うこともできますね。
このような考え方が私は好きだし、
できればこうありたいといつも思っています。
コーチとしても
親としても。。。
これから学校の指導要領も幼稚園教育要領も保育所保育指針も
どんどん変わっていきます。
テストやIQなどで測れる認知能力も大切です。
しかし、数値では測れない頑張る力、コミュニケーション力、感情などをコントロールする力、自ら考え行動する力などの、
「非認知能力」
がこれからの時代は、より重要になってきます。
そうです。もうお気づきですね。
サッカーやスポーツでその「非認知能力」を育むことができるのです。
私たちしらゆりコーチ陣は、サッカーを通して子どもたちと一緒に学んでいます。
失敗したり、間違えたりしながら。。。
~今日のまとめ~
- 教える側も間違えることがある。それもプロセスの一環。
今日1日があなたにとって何かを学べる素晴らしい1日となりますように。
(^_-)-☆て
★伊勢原に国産木材でスタジアムを作る★