118.今あなたに伝えたい「カウンセリングマインド」の話

おはようございます。キッズのスペシャリスト、てっちゃんコーチです。

今日は「カウンセリングマインド」についてです。

これは何もカウンセラーや精神科医など、専門家だけの話ではありません。

コーチ、先生、親など、みんなが持つべき対応術であり、心構えです。

少し難しい言葉だと、

「傾聴」

「受容」

「無条件の肯定的関心」

など色々とありますが、平たく言うと

「あなたの事を理解したい」

「あなたの話を聞きたい」

という考え方、接し方です。

私はコーチという職業柄、子どもたちに何かを教えたい!伝えたい!となってしまいがちになります。

しかし、主役は相手(子ども)です。

子どもはそもそも聞いてほしい!見てほしい!という欲求の塊です。

相手が話やすいように雰囲気を作る。

聞き役に徹する。

すると認めてもらえたという気持ちになり信頼関係も構築できます。

 

ところで、大人も話すだけで自分で勝手に答えが見つかることってありますよね。

完全に解決しないにしても心が軽くなるはず!

その為には相手を主役にして話を聞く態度が大切です。

あなたの周りにも話をきいてほしい人がいるはずです。

さあ、今日は目の前の人の話に耳を傾けてみましょう!

 

今日1日がワクワクするような1日になりますように。

 

(^_-)-☆てつ

 

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116.「〇〇しないでね!」は「〇〇しろ!」と言っているようなもの。

おはようございます。キッズのスペシャリスト、てっちゃんコーチです。

今日は「否定語」についての話です。

子どもへの声掛けで私もついつい言ってしまうのが否定語です。

 

「〇〇しないでね!」

「〇〇したらダメだよ!」

 

などです。

 

実は、脳は否定語を理解できないそうです。

 

1~2才の歩いたり走り始めた子どもに「転ばないでね~!」と声をかける。

すると、見事に転ぶ。。。

あるいは、

「テレビ見たらダメって言ったでしょ!」

「宿題終わってからでしょ!?」

と言われると最初に言われた「テレビ」が脳裏に焼き付いてしまう。。。

そして、テレビに心を奪われる。。。(笑)

 

ではここで実験してみましょう!

 

全身がピンク色のサル

 

を思い浮かべないでください!

 

はい、思い浮かべましたね。。。

 

 

鬼ごっこで、「ぶつかるなよ~!」

あ、ぶつかった。。。(汗)

 

サッカーで、「シュート外すなよ~!」

あ、外した。。。(冷や汗)

 

「否定の言葉は失敗の確率を高める」

 

とはこのような事ですね。

つまり、、、

 

「〇〇しないでね!」

 

は、

 

「〇〇しろ!」

 

と言っているようなもの

という事です。。。

私も気を付けます!

 

今日1日があなたにとって最高の1日となりますように。

 

(^_-)-☆てつ

 

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※英語バージョンはこちら

English version kidsfootball coaching

 

 

 

 

 

112.FIFAもJFAも好きですが、私はSFAが大好きです。

おはようございます。キッズのスペシャリスト、てっちゃんコーチです。

今日はSFAの話です。

国際サッカー連盟はFIFA。日本サッカー協会はJFA。

では、SFAは?

SFAは、Solution Focus Approach(ソリューションフォーカスアプローチ)の略です。

ソリューションは「解決」という意味です。

物事がうまくいかなかった時、失敗した時にその「原因」を探してしまいがちですよね。

SFAはその逆です。「解決」にフォーカスするアプローチの事です。

 

失敗した ⇒ なぜ?原因追及

ではなく、

成功した(している) ⇒ なぜ?理由探し

 

できないこと探しではなく、できたことを見つけて認める手法です。

 

私の娘たちはスイミングを習っているのですが、練習後家に帰ってきてすぐに水着を洗濯機に入れる時と入れずに放置される時があるのです。

濡れた水着やタオルがカバンの中で放置されると。。。

「コラ~!何やってるの~!」となるわけです。(泣)

上手くいく時は、玄関から直接洗濯機に直行します。

そこで、それを認めるのです。

サッカーのプレーも一緒ですよね。

 

ミスしたプレーを指摘するのは誰でもできる事。

 

上手くプレー出来た時に、なんでうまくいったのかを子どもと確認し合う。

 

それが、上達の秘訣です。

あなたもSFA好きになりましたか?

 

今日1日があなたにとって新たな発見のある1日となりますように。

 

(^_-)-☆て

 

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104.理想的なキッズ指導の心構え【遊び編】

おはようございます。キッズのスペシャリスト、てっちゃんコーチです。

今日はキッズ年代のサッカー指導においての「遊び編」です。

毎回お話していますが、サッカーはスポーツです。

スポーツとは体育ではありません。

詳しい説明は避けますが、体育は体を鍛える意味が深い教科です。

それに対し、スポーツは遊びです。

つまり、

 

サッカー = スポーツ = 遊び

 

なんです。

そして、

遊び = 学び

となります。

幼少期の子どもたちは、何をどのように学ぶのでしょうか?

それは、

 

生きる力(人間力)の根っこを「遊び」から学ぶのです。

 

幼稚園や学校で机に向かって勉強を学ぶのではありません。

もちろん、そのような時間が必要なこともあるかもしれませんが、基本的には外遊びや中遊びなどを織り交ぜた「遊び」から様々なことを「学ぶ」のです。

サッカーはチームスポーツです。

個人競技とは違い、仲間の大切さを学ぶことができます。

そして、意見のぶつかり合いもリアルに体験することができます。

感情と感情のぶつかり合いから、時には人を傷つける言葉を発してしまうこともあるかもしれません。

失敗や反省、気づきや学びを得て成長するのです。

 

「自分を理解し、他者を理解する」

 

今後訪れる正解のない激動の時代において、自分の意見をしっかりと主張しながら他者も理解し、お互いに成長していく。

人と協力することでパスもドリブルもシュートもうまくいき、勝利につながる。

失敗から学ぶことで成長する。

子どもは遊びながら学びます。

大人から「あーやれ、こーやれ」と言われながらの遊び(サッカー)は必要ですか?

遊びに指示・命令は必要ですか?

かと言って「教える」ことはしないのか?と言われればそうではない。

二項対立ではないのです。

 

「サッカーを通して成長すること」

 

その本当の意味を理解してほしくてこのブログを書いています。

 

今日1日があなたにとって嬉しいニュースが飛び込んでくる1日となりますように。

 

(^_-)-☆て

 

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87.「教える」ことと「学ぶ」ことの関係【子ども編】

おはようございます。キッズのスペシャリスト、てっちゃんコーチです。

今日は昨日に引き続き、「教える」ことと「学ぶ」ことの関係を探ります。

今回は、子どもからの視点を持って、「教える」と「学ぶ」を考えてみましょう。

 

「教える」と「学ぶ」の関係は、

コーチ(先生)が教える。

子どもが学ぶ。

つまり、子どもはコーチ(先生)の言う事を聞くスタイルを思い浮かべますよね。

それは、学校の教室でもサッカーの練習でも同じです。

学校では、先生が授業内容を黒板に書く。

子どもはそれをノートに書く。

暗記する。

という流れです。

サッカーの練習も同じです。

コーチが子どもに様々なことを伝える。

子どもはそれを聞き、動く。

それらは、学年や年齢によっては必要です。

特にまだ自立していない子どもや依存段階にある子どもには必要不可欠です。

 

しかしながら、気を付けなければならないのはそれらの授業や練習は、

 

子どもの側からの視点に立つと、

 

受け身になりやすい

 

ということです。

要するに同じ「伝える」でも、

 

一方通行なのか両方向なのか

 

がポイントです。

ソクラテスと同じように「質問」をしながら「一緒に考える」というスタンスが私は好きです。

しかも、

 

個人からグループへ、

 

グループからチームへ、

 

チームからまた個人へ

 

という流れが学びを深めるはずです。

 

疑問・問題点・課題点を抽出し、皆で知恵を出し合いながら学ぶことが重要です。

 

それは、

 

受け身的ではなく、能動的です。

 

 

本当の気づきや学びはそこにあるのではないでしょうか。

しかも、“やらされている感” がないからモチベーションが上がる。

よりアクティブに、より主体的になる。

子ども同士、あるいは子どもも大人も

 

共に学ぶ姿勢が大切です。

 

それは、

 

お互いの成長を約束します。

 

教えることと学ぶことの関係は、双方向である。ということ。

そして、「教える」ことと「学ぶ」ことが一体となり本当の意味で、

 

「知る」ことができるのです。

 

今日1日があなたにとってハッピーな1日となりますように。

 

(^_-)-☆てつ

 

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86.「教える」ことと「学ぶ」ことの関係(コーチ編)

おはようございます。キッズのスペシャリスト、てっちゃんコーチです。

今日は、「教える」ことと「学ぶ」ことの関係性を一緒に探っていきましょう。

今回は、教える側、つまりコーチや先生にフォーカスしていきます。

 

日本において「教える」とは、コーチ(先生)が知識を子どもに伝えることと定義できるのではないでしょうか。

子どもは知識を暗記する。そしてテストではどれだけ暗記できているかがチェックされる。

サッカーでは、コーチが子どもにひたすら技術やら戦術やらを教えている。

その方法は、「一方通行」「一斉授業」「一斉教育」と表現されます。

 

コーチ(先生) ⇒ 子ども

 

という矢印です。

 

そしてそれは、何も学校教育に限った話ではありません。

会社の研修や社会一般でも同様であると言うことができます。

コーチや先生が子どもに一生懸命何かを伝えようとしている姿。

これって見栄えがいいですよね。。。

何もそれが悪い訳ではありません。

むしろ必要な時だってあります。

基礎基本は教えなければいけませんからね。

 

でも、教えるスタンスがずっと一方通行だと、

誰のためなの?となってしまいます。

 

ところで、私が尊敬する人物の一人にソクラテスさんという人がいます。

そう、あの古代ギリシアの哲学者です。

彼は、“問答法” や “助産術” といった対話者との

 

「共同の探求」

 

という形を取っていました。

つまり、それは、

 

相手に質問することで自ら考えさせ、

 

共に答えを探そう!

 

というスタイルなんです。

そして、最も興味深いのが以下の点です。

 

  • 教える側も間違いを犯すことがある。

  • 間違えることもプロセスの一環である。

 

どうですか?

これは一方通行ではなく、矢印が双方向に向いています。

 

コーチ(先生) ⇔ 子ども

 

教える側 ⇔ 学ぶ側

 

つまり、コーチは子どもより偉くもなんともない。。。

共に学ぶ仲間と言うこともできますね。

このような考え方が私は好きだし、

できればこうありたいといつも思っています。

コーチとしても

親としても。。。

 

これから学校の指導要領も幼稚園教育要領も保育所保育指針も

どんどん変わっていきます。

テストやIQなどで測れる認知能力も大切です。

しかし、数値では測れない頑張る力、コミュニケーション力、感情などをコントロールする力、自ら考え行動する力などの、

 

「非認知能力」

 

がこれからの時代は、より重要になってきます。

 

そうです。もうお気づきですね。

 

サッカーやスポーツでその「非認知能力」を育むことができるのです。

 

私たちしらゆりコーチ陣は、サッカーを通して子どもたちと一緒に学んでいます。

失敗したり、間違えたりしながら。。。

 

~今日のまとめ~

 

  • 教えることと学ぶことは一方通行ではない。

 

  • 教える側と学ぶ側の矢印は双方向。

 

  • 教える側も間違えることがある。それもプロセスの一環。

 

  • サッカーで非認知能力を育むことができる。

 

 

今日1日があなたにとって何かを学べる素晴らしい1日となりますように。

 

(^_-)-☆て

 

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