251.それでも子どもはボールに集まる(笑)

おはようございます。キッズのスペシャリスト、てっちゃんコーチです。

 

~自分がボールを持っている時に観るもの~

1対1の練習でボールを持っている時に観るのは「相手」

2対1や2対2の練習でボールを持っている時に観るのは「味方」

でしたね。

 

~自分がボールを持っていない時に観るもの~

2対1や2対2の練習でボールを持っていない時に観るものは???

 

正解は「相手」「味方」「スペース」となります。

急にレベルアップしたような気がしますね。。。

 

味方がボールを持っている時は、自分もそこに近寄って触る必要はないわけです。

むしろそこから離れていってパスを受ける動きが必要となります。

スペースに広がってパスを受けることは団子サッカーの解決にもつながりますね。

試合や練習中にコーチから聞かれるフレーズがあります。

 

「団子になるな~!」

 

子どもの成長段階によってですが、基本的には子どもはボールを触りたい!という気持ちが強いのです。

だからどうしても団子になってします。

 

しかし、コーチが指示・命令しなくても、自然に楽しく(勝手に)学べる方法があります。

 

 

それは、

 

ただ2対1や2対2をやるのではなく、

 

 

4ゴールにするのです。

 

是非ともお試しください。

そして、その成果をこっそり教えてください!

 

今日1日があなたにとって素敵な1日となりますように。

 

(^_-)-☆てつ

 

★伊勢原に国産木材でスタジアムを作る★

 

 

250. キッズ年代で「観る」とは?

おはようございます。キッズのスペシャリスト、てっちゃんコーチです。

大人の試合90分間のうち、ボールを触っている時間は1分。

残りの89分間は、相手と味方とスペースを観ながら走ったり止まったりしていることを昨日のブログで書きました。

全てのプレーのスタートは「観る」ことから始まります。

しかしながら、キッズ年代では考え方を変える必要がありそうです。

なぜならキッズ年代のサッカーは大人とは違うからです。

例えば、キッズの子どもたちは、、、

 

・自分とボールの関係性が強い。

・とにかく自分がボールを触っていたい!

・相手と1対1で戦うのが楽しい!

 

このように、発育発達の観点から言うと(良い悪いでなく)自己中心的なのです。

そして、戦いや競争が好きです。(全員ではないですが)

 

~1対1の練習~

 

サッカーで1対1の場面は少ないし、そもそもチームスポーツなので1対1の練習は多くの時間を割いてやるものではないかもしれません。

しかし、子どもは「戦い」が好きです。

勝った!負けた!がはっきりするので楽しく取り組むことができます。

この場合には、ボールを持った時に何を観るのかに注目します。

それはやはり

 

「相手」となります。

 

相手を観てかわして前に行き、シュートを決める!となります。

 

~2対1や2対2など仲間との関わり~

 

そして、このあと是非時間を取って取り組んで欲しいのは、2対1や2対2です。

ここでは仲間がいますので、パスという選択肢が増えることになります。

つまり、ボールを持った時に「観る」べきものは

 

「味方」となるわけです。

 

一人で攻めるよりも二人でパスを使って攻めた方が簡単!

となればしめたものですね!

 

まとめると、

 

・キッズ年代のサッカーは大人とは違う。

・ボールを触る時間を多くする。

~ボールを持った時に何を観るか~

・1対1の練習では「相手」を観る

・2対1や2対2の練習では「仲間」を観る

 

ここまで読んでくるとまたまた疑問が出てきます。

今はボールを持っている人に注目していますが、2対1や2対2だと

「ボールを持っていない時」があるわけです。

それはまた明日。。。

 

もう1つ付け加えると「観る」という習慣付けは、鬼ごっこでも養うことが出来ます。

工夫して取り組んでみてください🎵

P.S.「観る」を意識した鬼ごっこはどんなものがありますか?こっそり教えてください!

 

今日1日があなたにとって最高の1日となりますように。

(^-^)/てつ

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249. プレー中、何を観る?

おはようございます。キッズのスペシャリスト、てっちゃんコーチです。

まずは昨日の復習から。

プレーの一連の流れは、

知覚

予測

判断

実行

となります。

知覚とは「観る」ことです。

それも意図を持って相手や味方やスペースを観ることでしたね。

では、具体的にはいつ何を観るのか?

と疑問が出てくると思います。

大前提としては、どこにゴールがあるかは認識している状態とします。

その上で、

①自分がボールを持っていない時

②ボールの移動中

③自分がボールを持っている時

と分けてみます。

基本的には、

①は、相手、味方、スペース

②は、相手

③は、味方(一番アドバンテージを持っている味方)

となります。

ご存知のようにサッカーとはほとんどの時間が①の自分がボールを持っていない時です。

プロの試合は、前半45分、後半45分、合計90分ですが、その中でボールを触っている時間はどれくらいでしょうか?

正解は、1分。

※ポジションや選手にもよりますが、どんなに長くても2分です。

という事はほとんどの時間は「相手」と「味方」と「スペース」を観ながら走ったり止まったりしていることになりますね。

しかしながらキッズ年代においては少し話が変わってきます。

特にパスの意識がまだあまりない子どもたちなら、なおさらです。

キッズ年代の練習でいつ何を観るか???

明日に続く。。。

今日1日があなたにとってハッピーな1日となりますように。

(^_-)-☆てつ

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248.4ステップ「知覚」

おはようございます。キッズのスペシャリスト、てっちゃんコーチです。

プレーの一連の流れは認知、判断、実行となります。

見て、考えて、プレーするという流れです。

細かく言えば、

「知覚」

「予測」

「判断」

「実行」

という流れです。

知覚とは、五感を通して物事を見分けて捉えることです。

サッカーの場合には主に目からの情報処理となります。

平たく言えば「観る」とか「見る」という事です。

「観る」と「見る」の違い

サッカーではできれば「観る」という言葉を使った方が良いかもしれません。

なぜなら「見る」は見る対象に明確な目的や意図を持っていない場合で、

「観る」とは、明確な意図を持って対象を見ることを意味するからです。

サッカーの場合には意図を持って、ボールはもちろん相手の位置や味方の位置、そしてスペースがあるかないかなどを観るからです。

全てのプレーのスタートは常に「観る」から

キッズ年代(年齢が低くなればなるほど)ではオフザボールよりもオンザボールの指導の比率が高くなります。

ボールを追いかけて何も観ないでドカーン!と蹴る楽しさももちろんレベルによってはありかもしれませんが、できるだけ「観る」ことを意識させたいですよね。

キッズ年代から「観る」ことの習慣付けは、よい選手になるために重要です。

では、具体的にいつ、何を観ればいいのでしょうか?

また明日!

今日1日があなたにとって大切な1日となりますように。

(^_-)-☆てつ

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247.実践を中心に楽しく競争させ、認知力と判断力を鍛える

おはようございます。キッズのスペシャリスト、てっちゃんコーチです。

キッズ年代だけではありませんが、サッカーの上達に欠かせないもの。

それは、「認知力」と「判断力」です。

とは言え、そのための基本的な土台を作らなければなりません。

その土台とは、

・とにかく楽しく!

・安心安全な環境

・失敗が許される

・発言できる

などが挙げられます。

これらの土台となる考え方をコーチが持っていないと、子どもはサッカーを通して成長することはできないでしょう。

その上で認知力や判断力を鍛えるための練習を行います。

具体的には、階段を少しずつ上がっていくようなイメージで向上させていきます。

その手法は「スモールステップ法」と言われていますが、子どもにとってもコーチにとっても非常に分かりやすい方法です。

なぜなら客観的に「これができたら次はこれ」「出来なければ1段下がってやってみる」などが分かるからです。

ステップ1からステップ4までを子どもたちが把握していれば、コーチも指導しやすくなります。

例えば、ステップ1ができていない子に対して「ステップ1は何だっけ?」と質問するのです。

子どもは「あっ!そうか!」と自ら気付き、考え、プレーを修正します。

詳しくはサッカークリニックの3月号をご覧ください。

Facebookの記事サッカークリニック3月号

サッカークリニック2019年3月号 (特集:トレーニング構成を考える) https://www.amazon.co.jp/dp/B07MS59ZCP/ref=cm_sw_r_cp_apa_i_ghQyCbT3GPM5Y

今日1日があなたにとって愛を感じる1日となりますように。

(^-^)/てつ

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240.オリジナルアプローチ(3年生)

おはようございます。キッズのスペシャリスト、てっちゃんコーチです。

1年生で「やる気」を十分に刺激し、2年生で「集中力」を育んだ子どもは、3年生になると「自立心」が芽生えてきます。

「自分でやる!」「やってみたい!」という言葉が出てきたら自立のチャンスです。

また、「自立」と共に「責任」を学ぶチャンスでもあります。

「社会を生き抜く力」を育む為のスタートラインです。

 

3年生になると自分のことは自分でやれるようになってきますから、サッカーの用具を自分で準備したり、水筒に自分で氷とお茶を入れて持って行ったりすることもできます。

忘れたら自分の責任です。

その失敗が成功への経験の礎となります。

すね当てを忘れたら練習も試合も出れないのです。

それでいいんです。

かわいそう?

確かにすね当てを忘れたくらいで試合に出れないのはかわいそうかもしれません。

でも、たった1日悔しい思いをすることで、次からどうするかを学び、自分で成長することができるのです。

水筒を忘れた!?ボールを忘れた!?全然問題ありません。

そうやって失敗しながら「自立」してくのですから。

3年生は自立の時期。

親御さんの過保護・過干渉は、成長を阻害する結果となります。

せっかく階段を上るように成長できるはずなのに、親が足かせになってしまいます。

では、どうするか。。。

例えば、、、

子どもの言葉をリピートすることで、意志を確認することができます。

子どもに質問することで、自分で考える力がつきます。

子どもに要求することで、最後まであきらめずやりぬく責任感が芽生えます。

電車・バスでの移動もタイミングを見て経験するとよいでしょう。

 

なお、サッカーではポジションごとの役割を理解し、責任を持てるようになるスタートがこの学年です。

3年生は、オンザピッチとオフザピッチをリンクさせて指導することができます。

社会性を育むための基礎を作る1年間となります。

この後の成長をぐ~んと加速させるための大切な1年間というわけです。

 

今日1日があなたにとって大切な1日となりますように。

 

(^_-)-☆てつ

 

★伊勢原に国産木材でスタジアムを作る★

 

 

 

239.オリジナルアプローチ(2年生)

おはようございます。キッズのスペシャリスト、てっちゃんコーチです。

1年生でたくさんの失敗や成功体験から「やる気」が十分に育った子どもは2年生になり、「集中力」に磨きがかかります。

 

2年生は集中力を磨くことを意識する

 

では、集中力はどのようにして磨かれるのでしょうか?

その答えは「経験のサイクル」を繰り返すことがポイントとなります。

その経験のサイクルとは?

 

「楽しい!」

  ⇓

「できた!」

  ⇓

「わかった!」

 

のサイクルです。

 

・泥団子をどれだけ固く作れるか。

・砂場で山を作り、トンネルを掘って開通させる。

・ブロックで作りたいものが試行錯誤の上、やっとできた。

 

これらの例で最初に気づくこと。

それは、

「やらされている」

のではなく

「自分から楽しんでいる」

ということです。

サッカーの場面では戦術的な要素を質問したり練習メニューを工夫したりすることでエッセンスを加えます。

 

例えば、

・ドリブルで奪われてばっかりだったけど、仲間にパスしたら簡単にゴールが決まった。

・一人だとボールを奪えなかったけど、仲間と2人で挟んだら簡単に奪えた。

・ボールから離れた所に走って、誰もいない所でパスをもらったらチャンスを作れた。

 

こんなことを、子どもに質問したり、時には教えたり、一緒に考えたりしてコーチも一緒に楽しんでしまう(笑)

 

親やコーチからやらされている勉強や練習で集中力はつきません。

最初の入り口はやっぱり「たのしい!」なのです。

そこから「できた!」⇒「わかった!」を繰り返すことで集中力が磨かれるのです。

では、このサイクルを繰り返すとどうなるか?

 

それは、

 

「さらに探求したくなる!」

 

ということです。

そしてこれが集中力の源になるのです。

 

子どもがせっかく夢中になって(集中して)遊んでいるのに、声をかけてしまう大人がいます。

これは本当にもったいないですよね。

サッカーの練習ではグループで作戦会議をすることで勝利を目指します。

仲間と一緒に「楽しい!」「できた!」「わかった!」を繰り返すのです。

 

今年1年間、2年生にはたくさんの事を教えてもらいました。

すごい勢いで戦術理解度が向上し、それに伴いオープンスキル(試合で使える技術)も向上しました。

子どもたちに感謝!ありがとうございます!

 

今日1日があなたにとって素敵な1日となりますように。

 

(^_-)-☆てつ

 

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238.オリジナルアプローチ(1年生)

おはようございます。キッズのスペシャリスト、てっちゃんコーチです。

フォレストは、指導理念として心技体をバランスよく向上させることを掲げています。

一人ひとりによっても違うアプローチになりますが、各学年によっても柱となる考え方を持っておく必要があります。

1年生は「やる気」です。

幼稚園・保育園を卒園し小学校に入学すると、ドキドキもあるもののワクワク感だって当然あります。

何でもチャレンジしてみよう!やってみよう!やってみたい!という気持ちを親やコーチはサポートするのです。

この時期に様々な失敗体験をすることが次の成功体験へとつながります。

小さな成功体験を重ねることで、自分から積極的に考えて行動する力も育まれていきます。

すると「やる気」がどんどん芽生えてきてサッカーも勉強も生活面でも変化が出てくるでしょう。

 

しかし、気を付けなければならないことがあります。

それはせっかくチャレンジしてみようとしているのに「ダメ!」と言ってやめさせてしまうことです。

もちろん、ケガや命にかかわることであれば話は別ですが、基本的には「ダメ!」のかわりに「危ないよ」「痛いよ」などとダメな理由を伝えましょう。

あるいは、「それはいいんだっけ?」「それは〇?それとも×?」などと質問して考えさせる方法もあります。

 

つまり、実際の場面であなたがどんな声掛けをするのかが問われるのです。

 

「ダメ!」と言ってストップさせるのは簡単かもしれませんが、それだとこの時期に育てたい「できた!」という経験、そして「やる気」を育てることができないのです。

 

この1年間で「やる気」「チャレンジ精神」「積極性」を育んで2年生になるのか、それとも消極的になってしまうのか。

 

いずれにしても私もあなたも声掛けなどの試行錯誤が大切になってきます。

やっぱり大人が子どもに育てられているんでしょうね(笑)

 

今日1日があなたにとって大切な1日となりますように。

 

(^_-)-☆てつ

 

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197.「教育は人なり」 サッカーも。。。

おはようございます。キッズのスペシャリスト、てっちゃんコーチです。

「教育は人なり」という言葉があります。

主に学校教育においてその成否は教員の資質能力に負うところが大きいという意味です。
人は人によって磨かれるのです。

これはサッカーコーチにも言えることであり、親にも言えることです。

私はサッカーのコーチですから、子どもたちがサッカーがうまくなるためにどうしたらいいかを考えて日々勉強しています。

勉強したことをグランド上で伝える。

知っていることは伝えられるが、知らないことは伝えられません。

知っていることもただ伝えるのではなく、どのように伝えるかを考える。

ただ、一番大切なのは、サッカーを通して

子どもが成長すること。

そして当然のことながら、子どもが成長するためには

自分自身が成長しなければなりません。

特にキッズ年代を担当している私は責任重大です。

なぜなら、幼少期は人格の形成に大きな影響を与える時期だからです。

子どもたちは人生の土台をこの時期に作るのです。

一生が決まると言っても過言ではありません。

そしてもちろん、子どもが成長するためには、

親も成長しなければなりません。

親も学ぶ必要があるのです。
『 教育は人なり 』

学校教育 = 教員

サッカー = コーチ

子育て = 親

コーチも親も一緒に学び、成長することで、

私たちが愛してやまない子どもたちも成長します。

今日1日があなたにとって素敵なクリスマスとなりますように。

(^_-)-☆てつ

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194.たまには子どもにゆだねちゃう♪

おはようございます。キッズのスペシャリスト、てっちゃんコーチです。

 

あなたはいつも練習を計画通りに進めていますか?

 

私は計画通りに進められない、というかまあいっか?となることもあります(笑)

 

子どもは言うんです。

 

「てっちゃん、これやりたい!あれやりたい!」と。。。

 

でも私も色々考えてるし、子どもが考えていることはだいたい

 

「非効率的」なんです(汗)

 

それでも子どもの意見に乗っかることもままあります。

 

例えばこんな時。

 

  • 子どもが全く集中していない

 

  • 落ち着かない

 

  • テンションが上がりまくり

 

先日3年生が選んだのは、なんと

 

「キックベース」

 

それはそれはすったもんだあるわけです。

 

チームが決まらなかったり、ルールが分からなくて泣いたり、ケンカしたり。。。

 

それでも、ルールを教える子、なぐさめる子、ビブスをもってチーム分けしてる子、ベースを置いたり準備をしてる子。。。

 

プレーでは、思いっきり飛ばそうとして空振りしている子、堅実にバントしている子。。。

 

一通りやったら気が済んだようで、

 

「てっちゃん!じゃあ、サッカーやろうか!」

 

「あ、はい。。。」

 

泣いたり、笑ったり、喜んだり、怒ったり、、、

 

感情がジェットコースターのように急上昇、急降下すること。

 

心の動きを経験すること。

 

心が満足すること。

 

自分を表現し、魅力的な人間になってほしいと願う今日この頃でした。

 

今日1日があなたにとってラッキーなことがありますように。

 

(^_-)-☆てつ

 

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